遠くから見つめていたものが
いまなら手に入るかもしれない。
時空を越えた旅とあたらしい商品カタログ
旅先から届いた品々
七つの夜の香り
週景手帖
<スペ-ド専門店>の広告
軽業師の足あと
月夜のタイトロ-プ
「手乗り象」の絵葉書
やさしいアイロン
道化師たちの鼻
アナ・トレントの鞄
探し求めた全34品 すべて一点かぎり
図書館の棚を眺めながら歩いていて、ふと目に留まったこの本!
赤い表紙もなかなかお洒落だし、この題名にも惹かれた!
アナ・トレントの鞄・・・・映画「ミツバチのささやき」で主人公のアナ・トレントが手にしている鞄だそうです。
映画は見たことないけど、見たくなった!!
この物語(?)は、そのアナ・トレントの鞄をどうにかして手に入れクラフト・エヴィング商會のカタログに紛れ込ませたいと思った著者がそれを仕入れる旅に出て、その先々で見つけた鞄の中身にも生り得る数々の商品を紹介するもの。
その商品がどれも素敵!
綺麗な写真とともにその商品の説明文が書かれているのだけど、その説明がなかなかいいのです!
ファンタジックで、おとぎ話の世界のもの?というような物もあり。
実用的というよりは・・・・ちょっと変わったもの?
なくても困らないけど、あったら是非手に取ってみたいもの。
わたしが特にいいな!と思ったものは・・・
携帯用のシガレットム-ビ-・・・テイクアウトの映画。いいな。こんなのあったら欲しい!!
稲妻の先のところ・・・綺麗だから眺めているだけでいい!
七つの夜の香り・・・コルクの栓を抜きゆるやかな夜がたちのぼる様を見たい!
著者のクラフト・エヴィング商會とは、なんぞや?と思ったら・・・
吉田浩美、吉田篤弘の2人による製作ユニットだそうです。
著作の他に、装幀デザインを多数手がけ、2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞を受賞とか。
とてもお洒落で粋な本でした!
こういうの大好き!!
著作リストに書かれた本、ほかの物も是非、読んでみよう!
直木賞作家・朱川湊人、こよなく愛する「ウルトラマン」ワールドに挑む!
新たな歴史を刻む小説版『ウルトラマンメビウス』、堂々の完成!!
CREW GUYS研修隊員・ハルザキ カナタ。
夢は、ウルトラマンだろうが何だろうが、
すべての異星人を地球から追い出すこと。
若き地球防衛隊員を通して描く、
ウルトラマンメビウスの活躍と葛藤。
一級品のSF小説として描かれた、ファン必読の新たな「ウルトラマン」像!
(光文社HPより)
主人が図書館から借りて読んでいたので、わたしも読みました。
朱川さんが実際にウルトラマンメビウスの脚本を担当していた事実は知らなかったのでビックリ!
ウルトラマンシリ-ズは子どもの頃、弟は夢中で観ていましたが、わたしが見たのはウルトラマンやウルトラセブンくらいかな?
メビウスが放送されていたのは、2006年4月~2007年3月までだそうで、結構最近なんですね?
なので、ここに登場するGUYSのメンバ-の面々が実際にも登場する人物なのかもわかりません。
けれど・・・面白かった!
ウルトラマンは見ていていたので、本当はメビウスなのに人間の姿に変えて普段はGUYSのメンバ-として地球防衛にヒビノ隊員の働きは映像的に頭に浮かびました。
この物語の主人公はハルザキカナタ。研修隊員としてGUYSのメンバ-に加わる青年。
最初はほかの隊員の言動にやや違和感を抱いたり、いまひとつ溶け込めないのですが、研修を終える最後の方には、立派なメンバ-の一員になっている。
彼の成長の物語でもあったのかな?
いろいろな怪獣やら異星人が登場して地球の危機か!?とすぐ思っちゃうのですが・・・
幼い頃、見ていた怪獣=敵の考え方はちょっと改めなくてはいけないのかも?なんて思うお話が幾つか。
地球に接近した異星人たちにもちゃんと理由があったり人間と同じように相手を理解しょうとする優しさもあった。
<怪獣使いの遺産>の話は結構、ジ~ンと感動した。
メイツ星人・ビオとカナタ・・・・それぞれお互いが異星人なのに、何か通じるものがあって分かり合えた瞬間。
話し合うって大切なんだな。。。。なんて思った。
ウルトラマン世代の大人には懐かしい気持ちにさせてくれる物語。
活字で読むこういう話もいいな。
でも逆に見たこと無い、ウルトラマンメビウスが見たくなった!
DVDとかあるかな?
★★★★
死んだ妻に会いたくて、霊現象探求所を構えている真備。その助手の凛。
凛にほのかな思いをよせる、売れないホラ-作家の道尾。
三人のもとに、今日も傷ついた心を持った人たちがふらりと訪れる。
友人の両親を殺した犯人を見つけたい少年。拾った仔猫を殺してしまった少女。自分のせいで孫を亡くした老人・・・。
彼らには、誰にも打ち明けられない秘密があった。
(本の帯文より)
「流れ星の作り方」「モルグ街の奇術」「オディ&デコ」「箱の中の隼」「花と氷」
5つの短編集。
最初の「流れ星ほ作り方」の雰囲気が好きだな。
凛が偶然、出会った少年との会話。少年に教わった流れ星のつくり方。試してみたくなる!
でも、疑問も・・・。
少年の目は見えるの?見えないの?よく見えないだけ??
ラストの話「花と氷」で出てきた老人の抱える苦悩は気持ちを想像すると切なかった。
亡くなった孫と同じ年代の子達を招いたお楽しみ会で、悲劇が起こらずホッとしました。
霊現象探求所を営む真備は冷静で鋭い洞察力でなかなかのキレモノなのに反して作家・道尾が実に頼りないのが面白い。
著者の遊び心か?
5つの話はそれぞれ面白かったけど、ところどころ「?」の箇所あり。
後で気づいたけど、これはシリ-ズ物なんですね!?^^;
三人の会話に出てきた<白峠村の事件>とか<仏像の事件>が気になる!
先のシリ-ズ作品「背の眼」と「骸の爪」も読んでみなきゃ!
この二作はなんだか不気味な題だったので、敬遠していたのですが・・・^^;
★★★
美女になれない女はいない。
美女になれないのは、ただ、どうしたら綺麗になれるか、その術を知らないだけ。最近また一段と美女化が加速したと評判のマリコ。果たしてその真相は?ダイエット、エステティック、グルメ&ラブ?美の道を究めるためには、どんな犠牲も厭わず猪突猛進。さらにパワーアップ、スキルアップ!国民的美人作家・マリコのチャレンジは今日も続く。
(マガジンハウスHPより)
美を追い求める林真理子さん。
最近ファッション雑誌に時々載るお姿は綺麗。
どんな努力をされているのか?は興味ありました!
なるほど、なるほど・・・。
食べる事も飲む事も好きで交友関係の幅が広いと大変なのね~。
でも、あきらめず、必死で美を追う姿は同じ女性として見習わなきゃならない部分かも!
なんて思いました!
秘書のハタケヤマさんの鋭い指摘がなかなか面白かったな!
表紙の絵も挿絵も全部、真理子さん自身が描いたものなんですね~!?
絵も上手とは知らなかった!
今まで小説は好きで読むけど、エッセイはあまり読んでなかった!
エッセイもいいな。気取らない正直で時に自虐的な発言が好感を持てます(^^)
「美女入門シリ-ズ」ほかのも過去を遡って読んでみようかな?
★★★★
青いシートにくるまれ、放置されていた物体。それは、執拗に切り刻まれた惨殺死体だった。警視庁捜査一課の主任警部補・姫川玲子は、直感と行動力を武器に事件の真相に迫ろうとする。しかし、事件の全貌は、想像を超えて凄絶なものだった・・・。
熱気と緊張感を孕んだ描写と、魅力的なキャラクター。
新鋭、渾身の長編エンターテインメント!
(光文社HPより)
姫川玲子シリ-ズは、新しいものを読んだことあり、この話のなかで玲子がどうして警察官の道を選んだのかがよく解りました。
高校生の時、辛い体験があり、そこで出会った警察官に救われ、その警察官の言葉を胸に抱いて前を向いて進んで来たんですね。
その話にも感動しました。
そして、直面する事件。
それに関わる人物の生い立ちが先ず物語の始まりにあり・・・・う~暗そう。重そうだな。と思いました。
次々に発見される遺体の凄惨さ。
その手口は実にグロテスクでちょっと気分が悪くなるかんじ。
玲子をはじめ、警官たちの会話が明るく結構、楽しいので救われたけど・・・・^^;
終盤になると事件の核心部分に触れ出し、緊迫感が増しました!
危ないよ。そこに入ったらダメなんじゃない!?なんてハラハラドキドキしながら玲子の行動を心配してたら・・・え?あなたも犯人側の人間でしたか!?とビックリの展開!(+_+)
ヒヤヒヤドキドキ・・・・
でも最後は、ホッ。
玲子の天敵のような勝俣警部補だけど・・・・なかなか良いとこあるじゃん!
好きだな。こういうキャラクタ-。
玲子に好意を寄せる部下の菊田と井岡。
対照的な二人の様子も面白かったし、登場人物たちが、このシリ-ズはいい!
まだ読んでいない姫川玲子シリ-ズも読んでみよう!
★★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
