発行年月:2020年1月
埼玉県の片田舎から都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。
騒音や待機児童など様々な問題を抱える中、幼稚園の生き物が何者かに惨殺される事件が立て続けに起きる。
やがて事態は最悪の方向へ――。
中山七里デビュー10周年連続刊行企画、第一弾!
(朝日新聞社出版HPより)
幼稚園のなかで起きる、物騒な事件。
幼稚園内の池の生き物が何者かが混入させたもので全滅。
その次は、蛇の死骸、アヒル小屋のアヒル。
そのあとは、猫と続き・・・・最後は園児のひとりが遺体で幼稚園の正門前に放置。
幼稚園には、近隣住民の代表として町内会会長が「園児の声が煩い」と抗議。
なかなか入園できない待機児童の親と日々、クレーム対応に追われている。
でも、殺人犯は、その類の人物ではなかった。
全くの身勝手な理由での殺害。
ああ、いやな話。
クレーム対応に追われる幼稚園も大変。
実際、こういうクレームはどこにもあるんだろうな。
デビュー10周年、連続刊行か~、凄いな。
次々、新刊出すには、大変でしょうけど、この手の話なら、正直、誰でも書けそう(^^ゞ
読みやすいからスラスラ読めるけど
あんまりおもしろくなかったというのが正直な感想です。
★★☆
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発行年月:2005年2月
ためらいつづけることの、何という贅沢──。ひとりの老人の世話で、異国のとある河岸に繋留された船に住むことになった「彼」は、古い家具とレコードが整然と並ぶリビングを珈琲の香りで満たしながら、本を読み、時折訪れる郵便配達夫と語らう。ゆるやかに流れる時間のなかで、日を忘れるために。動かぬ船内で言葉を紡ぎつつ、なおどこかへの移動を試みる傑作長編小説。
(新潮社HPより)
主人公の彼が、公園で倒れている老人を助ける。
その老人が所有している河岸に繋留されている船を借りて住むことにする彼。
船のなかといっても、その調度品はなかなかの充実ぶり。
居心地がとても良さそう。
そこで、レコードを聴き、本を読み、悠々と暮らす。
訪ねてくる、郵便夫を船内に入れて珈琲をふるまったり、
たまに訪ねてくる少女と会話をしたり、入院中の船の持ち主を見舞いに
行ったり、FAXでやり取りしている枕木氏がいたり
日常のなかに関わる人も何人か。
郵便夫から預かった、前に船に住んでいたという女の人宛ての手紙。
船の持ち主に、その件を聞くと思うような回答がなかったが、心辺りは
あるのか、「女の子もいたのか?」と。
船に時々訪ねてくる女の子が、船の持ち主と何か関係があるのか?
彼はあれこれ考えるが・・・・
結局、関係はなかったみたい。
彼の日々、考えることは、小説の内容からだったり、何か哲学めいた
ことだったり、何やら知識が豊富な人だなぁ~と彼のことを思う。
けれど、彼の具体的なことは最後までわからない。
名前も出てこないし、ここに来る前、何をしていて、どんな風に
生きてきたのかもわからない。
ずっと船の生活をしていけるわけでもないだろうけど、この先
どうするんだろ?なんて思ったりもした。
何も大きな出来事は起こらない、淡々とした日常。
でもすごく読んでいて楽しかった。
堀江さんの作品、どれもハズレがない!
とはいえ、まだまだ少ししか読んでいないので
これから読んでいこう!
★★★★
発行年月:2019年12月
池内胡雪は多忙なベンチャー企業で働く三十歳。
不規則な生活で食事はおろそかになり、社内も散らかり放題で殺伐とした雰囲気だ。
そんな状況を改善しようと、社長は会社に家政婦を雇うことに。
やってきた家政婦の筧みのりは無愛想だったが、
いつも心がほっとするご飯を作ってくれて――。
現代社会の疲れを癒す、美味しい連作短編集。
(双葉社HPより)
大学時代の同級生たちで立ち上げた医療系のベンチャー企業内で働く
池内胡雪、桃田雄也、田中一郎、伊丹大悟。
そこに週3回、通う筧みのり(52歳)。
筧は、14時~16時の勤務で、社員の夕食と夜食を作る。
忙しさで殺伐とした雰囲気の社内が、美味しいものがあることで、柔らかい雰囲気に
変わっていく。
社員の一人一人と向き合う、筧の言葉も響くものがあって気持ち的にも
楽になっていく面々。
そんななかで、一番、重たいものを抱えていたのが、現社長の田中。
会社を立ち上げたときのリーダー的存在の柿枝との確執。
一人悩んできたことを筧に話し、吹っ切れる。
そして、筧自身のこと。
これは少々、ショッキングだった。
波乱万丈の人生だったんだ~!!
でもそんな体験をしたからこそ、時には、厳しく、時には優しい助言が出来たのかも。
柿枝とも繋がっていたこともびっくり!
最期に柿枝に言った言葉は恰好よかったけど。
柿枝みたいな人間、いやだな。
筧が作る、夕食や夜食は美味しそう。
カレーうどん、ハンバーガー、鯛めし、かやくごはん、だし巻き卵、などなど。
キャンプ先で桃田が食べていた辛ラーメンのスープで
野菜とウインナーを食べてその後の乾麺にチーズと韓国のりも
絵が浮かんできて本当に美味しそうだった!
会社のメンバーは、ここでの経験を元に新たな道に、それぞれ向かいそう。
筧も幸せになってほしいな~
読み始めたときは、ほのぼのしたお仕事小説?と思ったけれど
結構、ダークな部分もあって、読み応えあって面白かった!
★★★★
発行年月:2019年10月
いつか見つかるだろうか、私の、私だけの。
祖母の法要の日、一堂に会した親戚たち。
同棲していた恋人から家を追い出され、突然実家に帰ってきた娘、梓。
元体育教師、「実行」を何よりも尊びながら、不遇な子供時代にこだわる母、祥子。
孤独を愛するが、3人の崇拝者に生活を乱される大叔母、道世。
死ぬまで自分が損しているという気持ちを抑えられなかった祖母、照。
そして、何年も音信不通の伯父、博和。
今は赤の他人のように分かり合えなくても、同じ家に暮らした記憶と共有する秘密がある。
3世代にわたる一族を描き出す、連作短編集。
(集英社HPより)
家族の3代に渡る物語。
祖母・照
母・祥子、伯母・純子、伯父・博和
大叔母・道世(照の妹)
梢、姉・灯里
若い頃、照と喧嘩別れの形で日本から海外に飛び出した博和が
ニュージーランドから妻と二人の娘を連れて何十年かぶりに日本に
来て親族と再会のラストは、温かい家族の時間が
流れていて良かったなぁ~。
家族には、それぞれいろいろな歴史があって
それを共有しながら生きていくんだな~。
久しぶりに皆の前に姿を見せた博和が、子どもの頃の
「実は、あの時は・・・・」と話した真実から
子どもの着物がずっと物語の核だったんだと気づいて
なんだか、感動した。
これから、新たな交流もありそうだし、梢も新たなスタートを
切れそうでラストは明るく、良い感じ!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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