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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2019年10月

いつか見つかるだろうか、私の、私だけの。

祖母の法要の日、一堂に会した親戚たち。
同棲していた恋人から家を追い出され、突然実家に帰ってきた娘、梓。
元体育教師、「実行」を何よりも尊びながら、不遇な子供時代にこだわる母、祥子。
孤独を愛するが、3人の崇拝者に生活を乱される大叔母、道世。
死ぬまで自分が損しているという気持ちを抑えられなかった祖母、照。
そして、何年も音信不通の伯父、博和。
今は赤の他人のように分かり合えなくても、同じ家に暮らした記憶と共有する秘密がある。
3世代にわたる一族を描き出す、連作短編集。

                (集英社HPより)




家族の3代に渡る物語。

祖母・照
母・祥子、伯母・純子、伯父・博和
大叔母・道世(照の妹)

梢、姉・灯里



若い頃、照と喧嘩別れの形で日本から海外に飛び出した博和が
ニュージーランドから妻と二人の娘を連れて何十年かぶりに日本に
来て親族と再会のラストは、温かい家族の時間が
流れていて良かったなぁ~。

家族には、それぞれいろいろな歴史があって
それを共有しながら生きていくんだな~。

久しぶりに皆の前に姿を見せた博和が、子どもの頃の
「実は、あの時は・・・・」と話した真実から
子どもの着物がずっと物語の核だったんだと気づいて
なんだか、感動した。


これから、新たな交流もありそうだし、梢も新たなスタートを
切れそうでラストは明るく、良い感じ!


                ★★★★

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