拉致監禁。両手親指切断。強姦、そして扼殺。
あまりに残虐な殺人事件が世間を賑わせているとき、
ひとりの女子高生が俺の前に現れた。
「たぶん、私犯人を知ってる」。
『ストロベリーナイト』の著者がおくる渾身の恋愛ホラーサスペンス。
(集英社HPより)
なかなか面白い設定の話でした。
連続して起きる若い女性を拉致して強姦して扼殺するという残虐な描写が怖かった。
ここまで詳細な描写は欲しいのかな?
こういう女性が被害者になる暴力的シ-ンが過激なのがちょっと苦手^^;
物語の冒頭のプロロ-グでは殺人罪に問われている曾根崎栄治が弁護士・佐伯と面談中の描写。
そして、曾根崎を中心としての物語が展開されていく。
曾根崎が営む興信所に高校3年生だという民代が訪ねてくるところから始まる。
民代はある人物を二人探してほしいと。
その人物を探せば、巷で騒がれている連続殺人を止めることが出来るかも?
なぜ高校生が、そんな依頼をするのか??
謎は段々にわかってきて・・・・・・・・
殺人を犯す理由には驚き!
これはSF的な話だったんですね~。
しかし、殺人はやはり身勝手としか言えない。
いろんな人物がどんどん出て来るけれど・・・後半少しずつ繋がっていく。
しかし、メモを取りながらでないと混乱してくるかんじ。
この子はこの人の魂を受け継いでいて・・・・・・・この子は・・・・・・・。
そして、曾根崎栄治が犯した殺人の経緯がわかる。
う~ん。切ない・・・(/_;)
全体を読んでから、プロロ-グとエピロ-グだけをもう一度読んだら
泣けて来ます(;O;)
最後はちょっと明るめのかんじで終わっていたけど、後味悪いかんじ。
物語としては面白いのかもしれないけど・・・・あまり好きじゃない。
★★★
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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