会員それぞれが自作の怪談を披露しあう〈怪談クラブ〉。
ぞっとする話から切ない話、滑稽な話まで、
多彩な怪談をご堪能ください
(偕成社HPより)
図書館の児童書コ-ナ-で目に留まり、借りて来ました。
怪談話はあまり好きじゃないんだけど・・・子ども用なら怖くないか?と。
これはシリ-ズ物で、本書は3作目みたい。
大学教授の西戸先生が、毎月第二土曜日に開く「怪談クラブ」で、生徒や先生が一人ずつ話す怪談を集めたもの。
ここでは7つのお話が披露。
「口さけ女」
「ある城下町の人力車」
「十四号ボ-ト」
「とおり道のエレベ-タ-」
「いっしょに乗ってもらえませんか」
「ブル-トレイン臨時停車」
「ナンバ-プレ-ト」
一人ずつが話をして、それが終わると参加した者たちで、その話の感想を述べる。
その場に置かれた状況を想像すると、結構怖い。
特に怖かったのは、「とおり道のエレベ-タ-」。
エレベ-タ-って、狭い空間だし、誰が乗ってくるかわからないから普通でも結構、緊張する乗り物だけど、ここの話の設定は、怖い。
ビルのなかで働いている父親の元に夜食を届ける高校生の話。
夜、ひとりでエレベ-タ-に乗る・・・・これだけでも何か不安なかんじなのに・・・(;O;)
一人で静かな夜、読んでいたので、本気で怖くなった(笑)
ちょっと面白かったのは「いっしょに乗ってもらえませんか」。
彼女と遊園地デ-トを約束した大学生が、その待ち時間に高校生のグル-プに6人乗りのジェットコ-スタ-に乗りたいけれど、一人足りないのでいっしょに乗って欲しいと頼まれ同乗する話。
不思議な話だけど、この大学生が高校生たちに誘われるまでの話が面白かった。
そして、話を終えたあとのみなの感想も一番、盛り上がっていたかんじ。
シリ-ズ前2作は
「ひとりでいらっしゃい」と「うらからいらっしゃい」
この2作も読んでみたいなぁ~。
児童書だけど、大人でも楽しめました(^^)
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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