月光を売る怪人、小さな音楽をつくる才人、
沈黙する先生、時間の管理人、コルクレスキュ-隊、
そして、チョッキのメニュ-を差し出す料理人。
笑いあり、涙なし、ときどきほんの少しだけしんみり。
いま、語り明かされる、
知られざる「わたくし」たちの物語。
(本の帯文より)
あ~楽しい♪
なんてセンスの良い本なんだ!
毎回、驚かされるクラフト・エヴィング商會の本。
18の世間であまり知られていないお仕事が登場。
その仕事人の顔写真も一緒に。仕事に使われる道具や関連のものたちの写真も綺麗。
最初は架空の仕事でしょ?と思っても
もしかして、実際にあるのかな?なんて思ってしまう巧妙な細工。
出てくる仕事人の顔を知らないので途中まで半信半疑のままでしたが・・・
後半に差し掛かったあたりで、作家の小川洋子さんのお顔が出てきて、この本の趣旨がちょっとわかって一人にんまり。
小川さんは「冷水塔守」に、成りきっていた!
手に持ったコップの水が冷たそう。
でも、一番素敵なのは、最後の「シチュ-当番」かな?
本好きの人なら、一度は訪ねてみたい「冬眠図書館」。
夜の8時開館で朝の8時まで。
そこで出されるコ-ヒ-とパンとシチュ-。
森に囲まれた図書館の外のテラスで貸し出されたブランケットに包まれての読書。
あ~想像するだけでワクワクする!
最後のじつは、わたくし本当はこういうものです
も興味深く読みました。
本当の職業が写真とともに載っていて・・・
みんなで楽しみながら作った本なんだなぁ~。
こういう素敵な人間関係もいいな。
まだ未読の作品も探して読んでみよう♪
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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