ぼくたちの想いがきっと、あの星を輝かせるだろう…。
YA文学の旗手が湘南を舞台に描く、
かぎりなくイノセントな青春ストーリー。
(理論社HPより)
便利屋・サスケ堂の手伝いをしている中学3年生の大月翔太。
ある日、バイト先からの派遣先で北ドイツの森の中に精霊の宿る樹があり、そこに手紙を出すと恋が成就するという話を聞きます。
その話をしてくれたのは、元大学教授の足立先生。
翔太たちが住む、鎌倉にもそんな精霊の宿る桜の木があり、先生はいつしか、その樹に恋の悩み事を綴った手紙にアドバイスの返事を書いていた。
登場人物たちが良い感じ♪
・ウサギ仙人と呼ばれる足立先生。
・先代から引き継いだコ-ヒ-専門店・アムゼル亭を営む母とそれを手伝う音楽家の父。
・ドイツからの留学生・マリ-
・サスケ堂を営む佐助さんとその娘で翔太の幼なじみのケイ
・ジャ-ナリストのケイの母親・久美子さん
・歯医者を開業している陽子さん
・足立先生の息子さんの俊彦さん
それぞれが昔からこの地に馴染みがあり、登場人物たちには深い繋がりがあって・・・。
ケイが抱く自身の出生の疑問もそんな大人達の過去の関係が明らかにされることで解決していく。
ミステリ-の要素も少しありながら、メルヘンチックな部分や、淡い恋心なども交えての
楽しい青春小説でした♪
この本、実は、長女が何かでお薦めとあったのを図書館から借りて来て、わたしも読ませてもらいました。
「この人、浜松出身の作家さんなんだよ~」と聞いていたので、
途中に出てきた浜松の街中の描写に、にんまり(^^)。
初めて読んだ作家さんでしたが、この作品すごく好き!
ほかの作品も読んでみたくなりました。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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