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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2019年9月


死ぬことは、今も怖い。
恋してからは、ますます怖くなっている。

名前も記憶もお金も持たない某(ぼう)は、
丹羽ハルカ(16歳)に擬態することに決めた。


変遷し続ける〈誰でもない者〉はついに仲間に出会う――。
愛と未来をめぐる、破格の最新長編。


ある日突然この世に現れた某(ぼう)。
人間そっくりの形をしており、男女どちらにでも擬態できる。
お金もなく身分証明もないため、生きていくすべがなく途方にくれるが、病院に入院し治療の一環として人間になりすまし生活することを決める。
絵を描くのが好きな高校一年生の女の子、性欲旺盛な男子高校生、生真面目な教職員と次々と姿を変えていき、「人間」として生きることに少し自信がついた某は、病院を脱走、自立して生きることにする。
大切な人を喪い、愛を知り、そして出会った仲間たち――。
ヘンテコな生き物「某」を通して見えてくるのは、滑稽な人間たちの哀しみと愛おしさ。
人生に幸せを運ぶ破格の長編小説。

                    (幻冬舎HPより)



不思議な話。
何者でもない者の「某」は、いろいろな人間に変化しながら生きる。

最初は、高校2年生の丹羽ハルカ。
その次は、同じ高校に転校生として通う野田春眠。

そのあとは、高校で事務員として働く中山文夫。
そしてキャバクラで働くマリ、その後は、ラモーナ、片山冬樹、ひかり、というかんじ。


それぞれの人で生きるなかで、それぞれの人間関係が生まれる。
その人でいることで、何か辛いことに出会うと、別の人になっていく「某」。


最後になった「ひかり」は同い年で一緒に赤ちゃんの時からそだった、みのりの
ために最後までひかりであり続けようとする。
今までの「某」なら、別の人に変化するところなのに・・・・
「某」にとって変化して、みのりとの関係を断ち切ることが自分がこのまま消滅して
しまうことより怖かったのかな?


変わった話だなぁ~と思いながら読んでいたけれど、最後に、なんだか感動した。



                         ★★★★
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