発行年月:2017年11月
手段は選ばない。神も悪魔もない。彼女がここにいないのだから。
またしても同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。心機一転、捜査に集中する玲子だったが、すぐに行き詰まってしまう。有力な被疑者がすでに別の所轄に逮捕されており、情報が流れてこないのだ。玲子は、あらゆる伝手をたどり、事件の全体像を探りはじめるが……。
「ここは、地獄か?」「ああ。……地獄だ」
幾重にも隠蔽された事件の背後には、絶望的な捜索を続けている、孤独な背中があった。
(光文社HPより)
姫川シリーズ。
やはり面白い。
読んでいると、ドラマで見ていた俳優さんの顔が浮かぶけど・・・^m^
事件の背景にあるものは重たい。
今回は、北朝鮮の工作員による日本人拉致事件が絡んでくる。
20年前、突然、行方不明になった高校の同級生・庄野初美を探す
江川利嗣(38歳)の行動が、ずっと気になって読んでいた。
初美を取り戻すため自衛隊に入隊。
こんな風にひとりのために自身の生涯全てを賭ける生きた方って凄い。
それと並行して捜査する女性の殺人事件。
お馴染みのガンテツも登場。
なぜ、危ない世界と通じているのかがわかる話が出てきて、納得。
日下が今は姫川の理解者になっているのも嬉しい。
相変わらず、出て来ると和む湯田。
結婚したけど、姫川を支え続ける菊田。
姫川を理解し、見守る男たちの姿もいいな。
そして・・・・もう一人、新しい人物が登場!
検事の武見。
最初は、胡散臭くて、姫川の敵?と思ったけれど、どうやら違う様子。
これからの話にも登場して欲しい。
姫川との関わり方が今後も気になる存在。
★★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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