発行年月:2016年10月
吹奏楽部には入らないと、高校の入学式で美由は心に決めていた。だがクール女子の久樹、優しい菰池ら同級生との出会いが美由の気持ちを溶かし……。人と繋がり、好きなことを再び始めるまでの16歳の心情を丁寧に描く。すがすがしくキュートな青春小説。
(朝日新聞出版HPより)
表題の意味は何か音楽用語?と思ったら
表紙裏に説明ありました。
アレグロ (音)快速に (伊)陽気な、快活な
ラガッツア (伊)女の子、少女、娘
主人公の相野美由は、中学時代2年の夏の終わりまで吹奏楽部でフルートを
演奏していた。
同じ部活で仲良しの愛沙と一緒に過ごす時間が楽しかったけれど、
ある日、愛沙から言われた言葉にショックを受け、その後関係がギクシャクしたまま。
高校に入学して隣の席になった久樹友里香と言葉を交わし、不器用だけれど優しい
不思議な性格に何だか惹かれるものを感じる美由。
そして、二人の様子をいつも見ている菰池君。
3人のやり取りがなんだか可笑しくて微笑ましい。
共通しているのは楽器演奏経験者ということ。
菰池くんの「一緒に吹奏楽をやろう」の言葉で3人は吹奏学部に。
終盤、なんだかギクシャクしたまま別れた愛沙との偶然の再会にも
自然と話かけが出来た美由に成長の証をみた感じで嬉しかった。
自分のことを理解してくれる友の存在って大きいよなあ~。
3人の友情がこの後、どうなっていくのかも気になるけど
これはこのまま終わるのがいいかも。
★★★
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(04/18)
(04/16)
(04/10)
(04/07)
(04/03)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア