発行年月:2015年8月
天野三哲は「面倒臭ぇ」が口癖の江戸の小児医。朝寝坊する、患者を選り好みする、面倒になると患者を置いて逃げ出しちまう出鱈目っぷりで、近所でも有名な藪医者だ。ところが、ひょんなことから患者が押し寄せてくるようになり、三哲の娘・おゆん、押しかけ弟子の次郎助、凄腕産婆のお亀婆さんなど、周囲の面々を巻き込んで、ふらここ堂の先行きは、いったいいかなることに──。
当時の医者事情、教育現場、夫婦と家族の有り様から、恋愛指南まで盛り込んで、人情と笑いたっぷりに描く、お江戸“子育て”小説誕生!
(講談社HPより)
最初は、やる気のない人だなぁ~と苦笑いしながら読んでいましたが、
患者に対する気持ちは優しく、本当に治すにはどうしたら一番いいのかを
考えているお医者さんというかんじ。
ただ、口が悪いので誤解されやすく、子どもを診察に連れて来た母親に
叩かれることも・・・・^m^
三哲の娘・おゆんと三哲の仕事を覚えようとしているおゆんの幼馴染・次郎助の
恋の行方も気になりつつ、取り上げ婆のお亀さんや薬屋の佐吉、その息子・勇太など
魅力的なキャラクターも多く楽しかった。
三哲がこの後、公方様お抱えの医者として過ごす様子もまた読みたいなぁ~。
続編ないかな?
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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