発行年月:2015年8月
女性作家の再生の物語
過去に性的な傷をもつ千紘の前にあらわれたのは、悪魔のような男性編集者だった。
若手実力派による、鬼気迫る傑作心理小説。
(文藝春秋HPより)
薄い本なので、アッと言う間に読了。
しかし、内容は結構、濃かった!
小説家の菅野千紘。
両親は離婚し、母はスナックを経営。
その母から、2か月前に亡くなった学者だった祖父の蔵書を整理するのを
手伝ってほしいと頼まれ、鎌倉の祖父の家に。
大量の蔵書の整理の仕方に悩み、自炊することに。
自炊って初めて知った!
本を裁断してパソコンでスキャンする・・・つまり電子化して保存すること
だったんですね~^^;
ま、それはさておき・・・そんな作業をしながら
編集者として知り合った柴田という男とのあれこれを回想する話。
この柴田がクセのある男で・・・こういう人に引っかかったらいかん!
魅力もあるんでしょうけど・・・。
千紘が柴田との関係で悩む姿が切ない。
でも、ちゃんと見てくれてる人もいるのが救いでした。
柴田のことも裁断しちゃったということでいいのかな?
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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