発行年月:2014年2月
サナは、亡くなった母の願いを叶えるため、
かつて彼女が過ごしたという卵町を訪れる。
卵町は、とても静かで、とてもやさしい、特別な場所だった。
サナは、そこで、想像もしなかった、母の秘密を知ることになり――
大切なひとに会いたくなる、心に響くやさしい物語。
(ポプラ文庫HPより)
サナの母・サラ。
亡くなる前にサナに頼んだこと。
自分が亡くなったら、自分が亡くなったことを知らせて欲しい人がいると。
かつて母は、看護師として卵町というところに住んでいたことを知り
サナは卵町に母の死を知らせるために向かう。
卵町は少し変わった町。
その町にはホスピスがあり、町の住人はその施設で働く人、その施設に
自分の家族が療養しているため、アパートメントを借りてそこから家族の元に
通う人たちが多く暮らしている。
かつてそのホスピスに家族が入所していて、その家族が亡くなったあともそこを
離れらずに暮らす人々も。
サナは、そんな卵町の住人たちと少しずつ交流を深めていく。
町に暮らす人たちがみんな優しく温かい。
そして母が死を知らせて欲しいと思って居たシイナさんとも会える。
シイナさんから聞く母のこと。
避けては通れない死を扱ったお話ですが、心が安らかになれるような
お話でとても良かった。
表紙の絵も物語の雰囲気にピッタリ!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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