発行年月:2014年8月
悩みがあるということは、それを解決した喜びと幸せが、
これからのあなたを待っているということ。
読みながら心のデトックスができる、読んだ後、
回りの人に優しい気持ちになれる感涙小説。
(幻冬舎HPより)
純喫茶<昭和堂>のオーナー・有村霧子。
お客の悩みを聞きながら癒す力があるという噂で、色々な人が訪ねてくる。
が。。。キリコは、ロッキングチェアーに揺られながら、たばこをふかし
コーヒーや紅茶を美味しく入れるのは、柿崎照美(通称・カッキー)。
カッキーは、美味しいコーヒーの淹れ方を以前、岬の喫茶店のママに伝授して
貰ったとか。
常連客の入道、イケメン青年の諒くん、キャバクラ嬢のキララなど楽しいメンバーが
勢ぞろい。
お客の悩みを解決していく過程も面白かったけれど・・・・
終盤は、カッキーとキリコの話。
カッキーは、DV夫から逃れて生きている身だった!
しかし、居場所がばれた。
その夫が今度、別の女性と結婚したいからと離婚届を提出したいという、
カッキーはDV夫と店で会うことに・・・。
キリコがアドバイスした言葉は良かった!
なるほど・・・・過去を受け入れましたの言葉は、前に向かうために必要な言葉。
深い話だなぁ~。
そして、物語の途中から気になっていたキリコへの脅迫状。
誕生日に殺すという殺人予告。
キリコは親友のジョークだから心配要らないと周囲に言っていたけれど・・・
その真相は違った。
そういうことだったんだ~。
能天気でガサツな感じのキリコだったけれど、本当は、人の気持ちの細やかな部分を
汲むことが出来る、本物の癒し屋だったんだなぁ~。
旅に出たキリコは、この後どうするんだろ?
あちらこちらに胸に響くセリフがありました!
森沢さんらしい素敵なお話でした♪
★★★★★
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(04/18)
(04/16)
(04/10)
(04/07)
(04/03)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア