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読んだ本の感想あれこれ。
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7b93ca0f.jpg発行年月:2010年4月


奇才・万城目学の第2エッセイ集!
ベストセラー作家・万城目学が北京、ロンドン、バルセロナ、大阪、札幌、国会議事堂…、世界も日本もあちこち巡って、驚きや感動を綴ったエッセイ集。全編に摩訶不思議なマキメ・ワールドが全開!


                      (集英社HPより)


相変わらず、面白い。
でも、今回はちょっとシリ-ズっぽいサッカ-観戦を追いかけながらの旅と
前作・万歩計にも登場の「渡辺篤史の建もの探訪」の話が多かったので、どちらもよく知らないわたしには、ちょっと興味薄の内容だったなぁ~。

そういう意味では前作の万歩計の方が楽しめたかも。
しかし気になる「渡辺篤史の建もの探訪」。
こちらでも放映されている番組だろうか?一度見てみたいものです。


静岡県民としては<しずお蚊>の話には、笑えた。
しかし・・・県東部には冬でも蚊がいるってホントかな?
西部在住なのでよくわからないけど。


森見氏とのやり取りは、可笑しい。
なんだか似たもの同士なかんじがする。
作風も不思議系だし。

それから・・・・授賞式会場での津村さんの発言にも笑った。
ほかの作家の素の部分があれこれ書いてあって、おもしろい。
人間観察力も長けている万城目さんというかんじ。


またエッセイ本出すかな?

でもやはり、新作の物語を早く読みたい♪

★★★
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7626a4ec.jpg   発行年月:2008年3月


   『鴨川ホルモー』でデビューの奇才、待望の初エッセイ集!
 
   オニを遊ばせ鹿に喋らせるマキメ・マナブの
   マーベラスな日々が綴られています。


                            (産業編集センタ-HPより)


『鴨川ホルモ-』 『鹿男あをによし』で有名な著者。
破天荒な内容の物語を書く人の日常はどんなもんだろ?とすごく興味があって、
図書館棚で見つけたとき
「そうそう!これ読みたかったんだ!!」と慌てて手に取った。


日常の全てが面白い。
面白いことがいっぱい起きているというより、物事を面白く捕らえる才能があるというかんじかなぁ~?
そして、それを文章にする力があって・・・
もう作家になるべく人ですね(^^)

大阪万博で家族全員がみたという謎の巨大な黄色い鳥は、なんだったんでしょう??
8歳のときにそれを目撃したそうですが・・・。
ほかの人にも見えたのなら、それは著者だけの見間違いじゃないでしょうし、気になります。


静岡県民としては、大学卒業後、静岡に勤務したとき、聞いた言葉。
「〇〇っち」と人の名前に「っち」をつけて呼ぶ上司を不思議がる様子が可笑しかった。

中学時代など、学校のなかで起きた話も愉快なものが多かった。

そして、結構、いろんな国にも行かれている万城目氏。
旅先でもいろんな面白いことに遭遇していて、何から何まで可笑しい。

こういう生活の連続だったら、書くものに困らないだろうな・・・。
次の作品も楽しみ♪

でも新しく出たエッセイを取りあえず、次に読もう!

★★★★★
 
dc8665d3.jpg発行年月:2010年1月


かのこちゃんは小学1年生の元気な女の子。
マドレ-ヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。
その毎日は、思いがけない出来事の連続で、
不思議や驚きに充ち満ちている。


                     (筑摩書房HPより)


「鴨川ホルモ-」 「鹿男あをによし」 「プリンセス・トヨトミ」と今までの万城目さんの独特の世界観をここでも残しながら、でもとても心温まるお話でした。

話が一番、わかりやすい。
小学生の中学年くらいでも楽しめるお話じゃないかな?

猫のマドレ-ヌを中心に、その周りに居る、人間、ほかの猫との関係。
一番、素敵なのは、マドレ-ヌの旦那さんは犬の玄三郎で、この2匹のお互いを思いやる気持ちが素晴らしい!
マドレ-ヌと玄三郎の出会いも良かった!
老犬の玄三郎が実に格好いい!
ラストは泣けました(/_;)

人間の方の話も愉快で、小学1年生のかのこちゃんとお友達のすずちゃんの出会いも面白い。
二人に共通する感性ってユニ-ク(^^)
お茶会で大人の会話をマネ(?)しながら話す様子は、可愛かったなぁ~。
二人はずっと「刎頚(ふんけい)の友」なんでしょうね(^^)

かのこちゃんの名前の由来を話すお父さんは、「鹿男」?
なんて思ってしまいました。こういう遊びいいな。

マドレ-ヌの集会仲間、猫の和三盆やミケランジェロとの会話も楽しい。
猫好きには、思わずニンマリの場面。


兎に角、不思議だけど楽しくて、ちょっと切なくて、心が最後は温かくなる素敵なお話でした♪

次回作も大いに期待してます(^^)

★★★★
ba7b07a9.jpg   発行年月:2007年11月


   大ヒット不思議青春グラフティ、
   今度のテ-マは「恋」だ!

   不可視の「オニ」を使役し、各大学の覇権をかけて争う
   それが「ホルモ-」だ!!この奇妙な部活動に
   巻き込まれた少年少女の戦いと恋を描く、
   無類に楽しい青春文学!!

                                   
(角川書店HPより)


先に読んだ「鴨川ホルモ-」のもうひとつの物語。
そこでの主役たち京都青龍会メンバ-の話あり、ほかの大学の先輩たちも登場し、現在にリンクするお話あり、短編集という形でありながら、共通する「ホルモ-」を軸に楽しく心、温まる恋のお話あれこれ。
「鴨川ホルモ-」発端の経緯なども書かれていたりで、うれしい気づきもいっぱい。

6つの話(六景)、どれも全部良かったけど、特にジ~ンと来たのは一番最後(第六景)の
「長持ちの恋」。
立命館大学白虎隊第五百代会長の珠実がバイトする旅館の蔵で見つけた板切れの文字。
その言葉に対して自身も言葉を返すかたちで板の裏に文字を書く。
すると、更に別の日、また違う文字が届き・・・・不可解な文通が続く。
その相手は、現代の人ではないと気づく珠実。

これ以上、書くとこれから読む人の楽しみがなくなるので止めましょう^^;

なんともロマンチックでちょっと切なくて・・・・良いお話でした。


「鴨川ホルモ-」はただひたすら可笑しく、摩訶不思議な世界観を楽しむものでしたが、こちらはちょっと正統派のコイバナというかんじかな?
時々、場面を映像で勝手に想像してクスッと笑えますが。

楽しいお話でした!

★★★★
57bb2db4.jpg   発行年月:2009年3月(第1刷)
            〃    (第3刷)


  
  女子になりたい中学生・大輔と彼を守ってきた幼馴染の茶子。
  彼らが暮らす空堀商店街に、会計検査院の調査官3人の
  手がのびる。

                          (文藝春秋HPより)


大阪が舞台・・・というか、大阪城が舞台。
東京から、出張で会計監査院の三人(松平・鳥居・ゲ-ンズ・ブ-ル)が大阪に訪れる。

松平:身長175cm。国家公務員Ⅰ種試験を受験した4万人のトップで合格したエリ-ト。
卓越した調査能力が評判。
鳥居:身長160cm。新しいインクの香りに大腸が過敏に反応する。偽装文書を探す隠れた秘密兵器。よって、ミラクル鳥居の異名をもつ。
ゲ-ンズ・ブ-ル:ヒ-ルを履くと身長180cmを越える。フランス人と日本人のハ-フ。ハ-バ-ド大卒で頭脳明晰、容姿端麗。

この3人の会話が最初から愉快。
ミラクル鳥居は、癒し効果抜群!


大阪を何の目的で調査するのか?最初から興味を持ちつつ・・・大阪の公な機関での国家予算のムダ遣いを正すのかな?
などと思って、読んでいましたが、話には空堀商店街のお好み焼き屋とか、中学生しか出てこなくて・・・・???
でも・・・そのお好み焼き屋のおじさんと中学生たちが、重要な鍵だったちは!!

いや~予測が出来ない面白さ。

これ、大阪の人や、大阪出身の人が読んだら、もっと面白いでしょう。
史実に基づいている話に加えた架空設定の別の歴史がうまく合わさっていました!

奇想天外の発想に基づく、フィクションですが、こういう話は、ひょっとして・・・・・なんて想像したら楽しいなぁ~。

調査は結局どうなるか?は読んでからのお楽しみですが、ラストは爽やか。
ミラクル鳥居は、本当にミラクル!!


「鹿男あをによし」 「鴨川ホルモ-」に続いて、楽しませてもらいました!

★★★★
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