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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2019年10月

かつて〈おたく〉を命名し、〈新人類の旗手〉と呼ばれた。
人気アイドルや国民的カメラマンらと、時代を並走した。
フリーライター・中野秋夫。
もうすぐ還暦で、自らの残り時間も見えてきた。
人生の「秋」に差し掛かり、思い出すのは、昭和/平成の「青春」時代のことだ。

自殺してしまった伝説のアイドル、〈新人類〉と呼ばれたあの時代、国民的美少女と迷デザイナー、入水した保守論壇のドン、そして、〈おたく〉誕生秘話――。

東京に生きる、クリエイター、アイドル、浮遊人種……
それぞれの青春、それぞれの人生を丹念に紡いだ渾身の私小説。

青春には続きがある。
人生後半、「青い秋」のせつない季節だ――。

                   (光文社HPより)



著者の自伝的小説ということで、著者がライターになった経緯とか、その後の
仕事のことなども書かれていて、なかなか面白かった。
ライターになったキッカケは、偶然で運命的ですね~


そして、いろいろなアイドルの話。
名前は少し変えてあっても、ああ、あのアイドルねと著者とほぼ同年のわたしは
懐かしく思い出した。


新人類、おたく・・・著者によって生み出されたものということは知っていたけど
その本当の意味は、これを読んで初めて知った。

「おたく」って家に籠っているからお宅なのかと思っていた
でも、人と面と向かった時、「お宅は・・・・」と他者に呼びかけるからとか。
へ~そうだったのかぁ~。


最後の章<彼女の地平線>は、誰のことかよくわからなかった。
でも、なんだか寂しいラスト。


全体的には、興味深く最初から最後まで読めた。


                       ★★★

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発行年月:2019年9月


ギネス級の巨大カマキリ現る!
日本で一番天国に近いという志手島で巨大カマキリが 発見。
別名「死出島」へライターの藤間が訪れると事件が…
科学サスペンス長編。

                 (文藝春秋HPより)



途中までは面白かった。
37歳のノンフィクション作家が訪れる志手島(別名、死出島)。
ここ数年、自殺者が急増の謎を知りたいという思いを持って
表向きは、最近、この島で発見されたという巨大カマキリを探すという企画物の
取材。


島の生物研究センターの秋村教授をガイド役に、島に起こっている
不思議な現象の究明に挑む。


虫が人の体に寄生して・・・・・(;O;)
というあたりから、気持ち悪くて・・・・。

夢に出そうなインパクトだったので、飛ばし読みにしてしまいました。

平気で読めたら、結構、面白いのかもしれないけど・・・・・


2020年、最初の読書は、ハズレ(わたしには)。

荻原さん、いつも楽しい話、書いてくれるのになぁ~(^^ゞ


                          ★★


発行年月:2019年10月

大好きな仲間たちの、知らなかった秘密。
入賞者ツアーのはざまで亜夜とマサルとなぜか塵が二人のピアノ恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。
芳ヶ江国際ピアノコンクールの審査員ナサニエルと三枝子の若き日の衝撃的な出会いとその後を描いた「獅子と芍薬」。
作曲家・菱沼忠明が課題曲「春と修羅」を作るきっかけとなった忘れ得ぬ一人の教え子の追憶「袈裟と鞦韆」。
ジュリアード音楽院に留学したマサルの意外な一面「竪琴と葦笛」。
楽器選びに悩むヴィオラ奏者・奏に天啓を伝える「鈴蘭と階段」。
ピアノの巨匠ホフマンが幼い塵と初めて出会った永遠のような瞬間「伝説と予感」。
全6編。

                      (幻冬舎HPより)



「蜜蜂と遠雷」の映画を見ているので、読んでいると俳優さんの顔が浮かんでしまう。
でも、それも楽しかった♪

ピアノを通じて知り合った若者たちの、それぞれの物語。
彼らが今後、どうやって音楽を奏でていくのか、また読みたいなぁ~。


でも、一番、感動したのは「春と修羅」を作曲した菱沼の物語だった。
教え子の小山内との物語。
作曲という新しいものを生み出すって作業って大変なことなだろうな。
教え子の思いをしっかり受け取めたから出来た曲だったんだな~。
それがわかったことが一番、嬉しかった!
「春と修羅」、また聴きたいな。


                        ★★★★


発行年月;2019年10月

「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」詐欺師から足を洗い、口の上手さを武器に実演販売士として真っ当に生きる道を選んだ武沢竹夫。しかし謎めいた中学生・キョウが「とんでもない依頼」とともに現れたことで
彼の生活は一変する。シビアな現実に生きるキョウを目の当たりにした武沢は、ふたたびペテンの世界に戻ることを決意。そしてかつての仲間――まひろ、やひろ、貫太郎らと再集結し、キョウを救うために「超人気テレビ番組」を巻き込んだド派手な大仕掛けを計画するが……。

                   (講談社HPより)



前作の「カラスの親指」は、ウロ覚えですが・・・(^^ゞ
問題なく楽しめた♪
読んでいるうちに、思い出すこともあったし・・・・。

今回は、武沢、やひろ、まひろ、貫太郎、やひろと貫太郎の子ども・鉄平(小6)に
中学生14歳のキョウが加わる。

最初、男の子かと思ったら、キョウは女の子。

実演販売をしている武沢にテレビにその技で出演したいから教えて欲しいと
頼み、武沢のところに居候する。
夏休み中だし、同居の祖父母は四国にお遍路さんで留守だという。
父親は居ない。母親はある男に騙され、その男を刺し、自分も自殺を図ったと。


キョウは母親の仇を討ちたいんだと、メンバーたちは協力するんだけれど・・・

キョウの本当の目的は違うところにあって・・・
敵討ちを武沢たちは、役者を揃えて演出するという作戦へ・・・


つまり互いに騙し合うわけで、読んでいて、自分も騙されていました~(^^ゞ
で、最後の最後に、真実が・・・


ああ、キョウがこの後、幸せに暮らせるといいなぁ~。

騙し合うなかに、温かい気持ちもあって、いい。


前作の「カラスの親指」映画化されていることを今更、知った!
阿部寛が、武沢!面白そう~!

是非、観てみたいな♪


                       ★★★★



発行年月;2019年11月

菜種油を扱う長崎の大店・大浦屋を継いだ希以(けい)26歳。幕末の黒船騒ぎで世情騒がしい折、じり貧になる前に新たな商売を考える希以に、古いしきたりを重んじる番頭の弥右衛門はいい顔をしない。

やがて店は火事で焼け落ち、父は出奔、迎えた婿も気に入らず、いつしか独りで大浦屋を支えることを誓う。幼い頃に亡くなった祖父から聞いた言葉、「海はこの世界のどこにでもつながっとるばい。昔は自在に交易できたばい。才覚さえあれば、異人とでも好いたように渡りあえた」が幾たびもも胸に甦る。

たまたま通詞・品川藤十郎と阿蘭陀人の船乗り・テキストルと知り合い、茶葉が英吉利では不足しているという話を聞き、ここぞと日本の茶葉を売り込む。待ちに待って3年後、英吉利商人のオルトが現れ、遂にお希以は旧弊なしがらみを打破し、世界を相手にするのだ――。

成功と落胆を繰り返しつつ、希以――大浦慶が経たいくつもの出会いと別れ。彼女が目指したもの、手に入れたもの、失ったものとはいったい何だったのか。
円熟の名手が描く傑作評伝。

                            (朝日新聞出版HPより)




幕末の長崎で、異国相手に茶葉で交易した女性・大浦慶の生涯。
凄いなぁ~とただただ感心。

婿養子に入った夫を、あの人は商売に向かないと翌日、追い出したり
番頭の弥右衛門にも自分の意見を押し通すという気の強さもあるが、
入り婿だった父緒が後妻とその息子とともに出奔したすえ、戻ってきたときは
忌々しいと思いながらも受けいれ、父の最後も看取り、腹違いの弟・亥之二のことも
自分の養子として、商を教えるという優しさもあった。

そんな魅力的な人だからこそ、いろいろな人がのちに助けてくれたのだなぁ~。

一時は、信頼していた人に騙され、家財差し押さえというどん底に落ちるが
それでも倒れず、前を向き進む姿は格好良かった!

生涯、独身だったけれど、多くの人の縁に恵まれ充実の一生だったんだろうな。


名前は憶えていなかったけれどNHKの大河ドラマ「龍馬伝」でも活躍していた
女性だった!
凄く印象深く、凄いな、この人とその時は思っていた。
女優は、余喜美子さんだった。やはり威勢が良くって恰好よかったぁ~。
龍馬たち亀山社中の面々を助けていた。


57歳で亡くなっているんですね。
男性以上の働きをして時代を駆け抜けて逝ってしまったんだなぁ~。



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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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