人形のために作ったミニチュアの家にやってきたのは、
小さな小さなお客様。
“花明かり”と少女たちの交流を描いた感動の物語。
(ポプラ社HPより)
物語は2部形式。
第一部は、七恵と独楽子 196*年
7歳のとき、母親が亡くなり、父親は再婚した。
新しい母親・冴子ママは、優しいけれど、七恵とはどこか合わない。
そして七恵は母方の祖父母の家で暮らすことになる。
祖父母の家には不思議なものがいろいろある事を発見する。
祖父が発見したという“花明かり覚え書き”
そして、七恵が亡くなった母と作ったミニチュアの家具を集めた引き出しの中の家に、
小さい女の子が訪ねてくるようになる。
小さい女の子は独楽子。
二人は仲良くなり、ある約束をするのだけど・・・・何故か二人が会うことはなくなってしまう。
なぜ?の謎を残したまま、物語は
第二部 薫と桜子 200*年 へと移る。
薫は第一章の七恵の姪に当たる。
そして、薫もある日、かわいい物が沢山入っている引き出しを見つけ、小さい人・桜子と知り合う。
そして、薫が見つけた七恵から独楽子に宛てた手紙により、第一章の謎も解け、
七恵のその後も明かされる。
これは児童書なのかな?
とても読みやすかった。
この夏、見た「床下のアリエッティ」を思い浮かべるようなお話でしたが、こちらの話も良かった。
文中にも、メアリ-・ノ-トン著の「床下の小人たち」が出てきたりするので、著者もこの話は知っていて、その日本版を書いたのかも。
冒頭に出てくる七恵が作った小さな家具たちの説明とそこにある挿絵の可愛らしさに釘付けになりました!
女子なら、みんな好きなものでしょう!
特にシャンパンのコルク栓をカバ-してる金具で作った椅子が素敵!!
今度、作ってみようかな?
楽しいけど、ちょっとその背後には切ないものもあって、でも最後は嬉しい出来事があって・・・
感動の物語でした!
小学生中学年くらいなら読めると思う内容で、大人も楽しめるお薦めの本です!
★★★★★
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★★★★★ぜったい再読したい!!
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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