発行年月:2023年9月
平成3年、神奈川県で発生した2児同時誘拐事件から30年。
当時警察担当だった新聞記者の門田は、
旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「現在」を知る。
旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「現在」を知る。
未解決のまま異様な展開をたどった事件の真実を追ってきた刑事たちの求めから、
門田は再び30年前の事件と向き合うのだった。
門田は再び30年前の事件と向き合うのだった。
そして取材を重ねていくなか、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。
(朝日新聞出版HPより)
最初に起きた別々の場所での2つの誘拐事件。
誘拐されたのは小学6年生の立花敦之 厚木市内で輸入家具販売会社をしている
立花博之、明美夫妻
班員から2千万円の要求があったが、全財産を集めても520万円
もう一人の誘拐事件では4歳の内藤亮が誘拐される。
犯人が1億円の要求をしたのは、亮の母親・瞳の実家・木島茂、塔子夫妻の家。
木島茂は健康食品会社社長で広い敷地に豪邸、お手伝いは3人という経済的に
裕福な家。
娘の塔子は父親から勘当されている。亮の父親とは別居中。
誘拐事件は、立花敦之は、無事に保護されるが、内藤亮は行方不明。
犯人の要求通りお金を用意した木島茂だが、置いた金は、犯人の手に
渡る前に、遺失物だと思った通行人によって近くの派出所に届けられた。
以後、犯人逮捕にも至らず・・・・
しかし、内藤亮は3年後に木島家に元気な姿で現れ自分で「ここで
育ててください」と言う。
それから30年の時が経ち・・・
再び、事件の真相を追う新聞記者の門田次郎。
事件当時のことを思い出しながら・・・京都~東京~滋賀~北海道~東京
誘拐事件に関係ある人物たちを追いながらの取材。
亮が4歳~7歳まで一緒に暮らしたのが、野本貴彦、優美夫妻であることが
わかってからが特に惹かれた。
夫婦が、亮を預かることになった理由。
夫婦が、どんな思いで亮を育てていたのか?
再び、祖父母の元に返した理由。
夫妻の苦悩が切ない。
野本貴彦は写実画家で、妻の優美は自宅で英語を教えていた。
名前を変えて世間の目を騙しながら・・・
全ては亮のために、自分たちを犠牲に。
亮が預かった当初から、かなりの絵の才能があることに気づいた貴彦は
亮と一緒に住んでいる場所でスケッチをする。
後に有名な画家になる亮の礎を築いたのは、貴彦。
亮は野本夫妻と離れて暮らしても、絵を続けた。
いつか、再び会える日が来ると信じて。
高校生になり親しくなった同級生で画廊の娘・土屋里穂との出会いも絵を続ける
うえではプラスになった。
野本夫妻のその後がすごく気になった。
誘拐した犯人たちにしてみれば、親族に返したことが知れれば危ない。
最後の最後、亮と優美は再会して一緒に暮らしている?と思えるかんじだったので
嬉しかったけれど、貴彦はどうしたんだろ?
無事であってほしいけれど・・・・
登場人物が多く、長い物語だったけれど、読んだあとも静かに余韻が残るような
話だった。
温かくて、切ない話だったな・・・、
映画化が決定しているみたいなので、いつか映像化されたものも見てみたい。
★★★★
(朝日新聞出版HPより)
最初に起きた別々の場所での2つの誘拐事件。
誘拐されたのは小学6年生の立花敦之 厚木市内で輸入家具販売会社をしている
立花博之、明美夫妻
班員から2千万円の要求があったが、全財産を集めても520万円
もう一人の誘拐事件では4歳の内藤亮が誘拐される。
犯人が1億円の要求をしたのは、亮の母親・瞳の実家・木島茂、塔子夫妻の家。
木島茂は健康食品会社社長で広い敷地に豪邸、お手伝いは3人という経済的に
裕福な家。
娘の塔子は父親から勘当されている。亮の父親とは別居中。
誘拐事件は、立花敦之は、無事に保護されるが、内藤亮は行方不明。
犯人の要求通りお金を用意した木島茂だが、置いた金は、犯人の手に
渡る前に、遺失物だと思った通行人によって近くの派出所に届けられた。
以後、犯人逮捕にも至らず・・・・
しかし、内藤亮は3年後に木島家に元気な姿で現れ自分で「ここで
育ててください」と言う。
それから30年の時が経ち・・・
再び、事件の真相を追う新聞記者の門田次郎。
事件当時のことを思い出しながら・・・京都~東京~滋賀~北海道~東京
誘拐事件に関係ある人物たちを追いながらの取材。
亮が4歳~7歳まで一緒に暮らしたのが、野本貴彦、優美夫妻であることが
わかってからが特に惹かれた。
夫婦が、亮を預かることになった理由。
夫婦が、どんな思いで亮を育てていたのか?
再び、祖父母の元に返した理由。
夫妻の苦悩が切ない。
野本貴彦は写実画家で、妻の優美は自宅で英語を教えていた。
名前を変えて世間の目を騙しながら・・・
全ては亮のために、自分たちを犠牲に。
亮が預かった当初から、かなりの絵の才能があることに気づいた貴彦は
亮と一緒に住んでいる場所でスケッチをする。
後に有名な画家になる亮の礎を築いたのは、貴彦。
亮は野本夫妻と離れて暮らしても、絵を続けた。
いつか、再び会える日が来ると信じて。
高校生になり親しくなった同級生で画廊の娘・土屋里穂との出会いも絵を続ける
うえではプラスになった。
野本夫妻のその後がすごく気になった。
誘拐した犯人たちにしてみれば、親族に返したことが知れれば危ない。
最後の最後、亮と優美は再会して一緒に暮らしている?と思えるかんじだったので
嬉しかったけれど、貴彦はどうしたんだろ?
無事であってほしいけれど・・・・
登場人物が多く、長い物語だったけれど、読んだあとも静かに余韻が残るような
話だった。
温かくて、切ない話だったな・・・、
映画化が決定しているみたいなので、いつか映像化されたものも見てみたい。
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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