発行年月:2021年3月
「死んだらすぐに遺体を解剖して欲しい――」医師の千早が、父の遺言に従い遺体を解剖すると胃の内壁に暗号が見つかる。父が28年前、連続殺人事件の犯人を追うために警察をやめていたことを知った千早は、病理医の友人・紫織と協力して胃に刻まれた暗号を読み解こうとする――。時を同じくして28年前の事件と酷似した殺人事件が発生。過去と現在で絡み合う謎を千早と紫織の医師コンビが解き明かす!
(角川書店HPより)
表題の意味はすぐに判明。
まさか・・・そんなところに???
父親が遺したメッセージを解明していくことが、28年前の未解決連続殺人事件に
繋がっていくとは・・・。
いつもの医療もの+刑事の執念が結びついた読み応え十分の物語だった!
読み進むほどに、この元刑事の父親像がはっきりしてきて
なんて、精神力の強い人なんだろうと。
そして、娘に対するぎこちなさは、そういうことだったのか?と考えると
切なさで泣けてくる。
最後まで、犯人は誰か、わからず(怪しい人は出てきたけれど。。。)
でも、実際、わかったときは「え?」と思うほど意外な人だった。
勝手に犯人を想像していたけど見事に外れました~(^^ゞ
巻末の付録<クロスロード>も良かった。
本編が始まる前の物語。
今後も新作が待ち遠しい作家さんだな。
★★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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