発行年月:2018年9月
お告げの意味に
気づいたとき
ふわっと心が
あたたかくなる
なんでもない
言葉をきっかけに、
思い悩む人たちの
世界がガラッと変わる――。
読書メーター
読みたい本ランキング
月間(集計期間:7月9日〜8月8日)
第1位
猫のお告げが導く
7つのやさしい物語。
失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神社で、お尻に星のマークがついた猫――ミクジから「ニシムキ」と書かれたタラヨウの葉っぱを授かる。宮司さんから「その“お告げ”を大事にした方が良いですよ」と言われたミハルは、「西向き」のマンションを買った少し苦手なおばの家を訪れるが……。中学生の娘と仲良くなりたい父親。なりたいものが分からない就活生。家族をないがしろにしたと後悔する頑固おやじ。転校先でクラスに馴染めない男の子。20年来の夢を諦めるべきか迷う主婦。自分のしたいことに臆病になった占い師。なんでもない言葉をきっかけに、思い悩む人たちの世界がガラッと変わっていく――。猫のお告げが導く7つの温かい物語です。
(宝島社HPより)
初読みの作家さん。
表題に惹かれて読んでみたら・・・すごくいい!
神社にふらっと現れる猫が、悩める人にふさわしい一言が書かれたタラヨウの葉っぱを
プレゼント。
7つのお話にそれぞれ、今の自分について悩む主人公。
神社に導かれるように出向いて、そこで猫からのお告げ。
たった一言
<ニシムキ>
<チケット>
<ポイント>
<タネマキ>
<マンナカ>
<スペース>
<タマタマ>
たった一言なので、その後、その言葉に出会うたびに敏感に反応してしまう
主人公たち。
自分でそのお告げの意味を見つけていく過程もいい。
最後の宮司さんの話、<ここだけの話>でそれぞれの悩める主人公たちのその後のことが
話される。みんな有意義な生き方している。
宮司さんの人柄もいい。
こんな神社が身近なところにあったら、通いたい!
★★★★
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;