発行年月:2011年5月
とある事情から弟夫婦の子、なずなを預かることになった私。独身で子育て経験のない四十半ばの私は、周囲の温かい人々に見守られながら、生後二ヶ月の赤ん坊との暮らしを始める。第23回伊藤整文学賞受賞作
(集英社HPより)
40代半ばで弟夫婦の生まれてすぐの子どもを預かるって
ふつうは無理だと思う。
でも、何もわからない状態で、よく預かったなぁ~。
菱山秀一さん、あなたは凄いよ!!
仕事は地元の伊都川日報の記者で、在宅の許可が出て
取材も子連れで行くスタイル。
赤ちゃんのなずなちゃんは生後3か月。
なずなちゃんの存在で、普通なら素通りするような人たちが
声をかけてくれたり、人間関係が広がっていく様子も
微笑ましい。
近くの小児科医、佐野甚五郎先生、その奥様、娘さんの友栄さん
も心強い育児の手助けをしてくれる人たち。
飲み屋のママ、瑞穂さんの店<美津保>でも、安心して
なずなちゃんを連れていけるのもいい。
子育ては大変で寝不足で目の下にクマが出来たりするけれど
その大変さを理解していつでも手助けするよと言ってくれる
ご近所さんたちが居るのが素敵。
なずなちゃんの両親のことも心配だったけれど
どうやら、両親の元で暮らせるようになりそう。
まだ秀一さんの手助けは必要だろうけど、
なずなちゃんが成長する様子をもっと読んでいたかったなぁ~。
赤ちゃんの存在って、やっぱり偉大だな。
みんなを幸せにする力がある。
素敵な物語だったなぁ~
★★★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
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