発行年月:2017年2月
その年の五月から翌年の初めにかけて、
私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。
夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた......
それは孤独で静謐な日々であるはずだった。
騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。
(新潮社HPより)
主人公のわたしの前に顕れた、騎士団長。
突如姿を見せ、問題解決のアドバイスをしてくれる。
わたしが友人から借りている家を行き来する人々。
免式渉(54歳)・・・白髪のハンサムな金持ち。
秋川まりえ(13歳)・・・わたしの絵画教室の生徒。免色がもしかしたら
娘かもしれないと思っている聡明な少女。
秋川笙子・・・まりえの叔母。まりえの母親の死後、不在がちな弟に
代わり、まりえの保護者として一緒に暮らす。
雨田政彦・・・わたしの親友。
騎士団長は、何故、あらわれたんだろう?と思って読んでいたけれど
それは謎のまま終わったなぁ~^^;
「騎士団長殺し」の絵を描いた雨田具彦氏の入所している施設にその息子である
雨田政彦と共に面会に行き、その場所で何かが起こるとワクワクしながら
読んだ。
政彦が席を外して騎士団長がその場に顕れ、具彦から
何か発言があるかと期待したけれど何もなかったなぁ~^^;
ちょっと肩すかしの場面も幾つかあったけれど、物語としては面白かった!
騎士団長が、わたしと、まりえのピンチを救った。
登場人物たちが、最後、皆、それぞれハッピーな感じになったのも読後感よくて
いい。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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