発行年月:2015年7月
『さよなら妖精』から十年のときを経て、高校生だった太刀洗万智は、異邦でふたたび大事件に遭遇する。絶賛を浴びた『満願』をも超える、現在最注目の著者の最新最高傑作!
(東京創元社HPより)
高校生だった太刀洗万智・・・ちょっと記憶が薄れていますが・・・^^;
新聞記者を辞め、雑誌のアジア旅行の取材のため訪れたネパールで
繰り広げられる物語。
ネパールの王室内で起きた悲劇は、記憶にないことだったので
興味深かった。
それを太刀洗の身近で起きた殺人事件と絡めてのお話。
登場人物たちが皆、フレンドリーに万智に接するけれど、何処か皆怪しい。
万智に物を売ろうと近づいた少年・サガルの狡猾さには驚きとともに
こういう国で生きていくってこういう風じゃなきゃダメなのかもなぁ~とも
感じて切ない気持ちにもなった。
万智が取材で接した人物が殺害されるという事件が起き、自分の行動に
よって誰かが命を落とすって、今後もずっと引きずりそう。
でもまた万智の物語を読みたいな。
ネパールの国の闇のような部分を上手く繋げてミステリーにしていて
なかなか面白かった。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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