発行年月:2016年1月
ママはいいわよべつに、刑務所に入ったって
小料理屋の女主人百々子七九歳と若い頃から女が切れない奇妙な魅力をもった七つ年下の夫。
半世紀連れ添った男を何故妻は殺したのか
(文藝春秋HPより)
いきなりの殺人シーンからの始まり。
殺したのは妻・百々子(79歳)。
殺されたのは妻より7つ年下の夫・拓人。
二人には娘が二人と息子が一人。
長女の時子は独身で母と飲み屋「ひらく」で働いている。
物語は、章ごとにこの家族の色々な出来事を描く。
拓人は、百々子と付き合った時から常に女絡みの問題があり・・・
百々子が女子校の国語教師だったときの教え子とも関係を結び
その子との関係を解消するために、百々子との結婚を決めたとか。
なんでこんな男が良かったのかね~と思うけど、どの女性にも優しい様子。
絵も上手、文章も書くという人で、作家として編集者との付き合いもあり
女性編集者のアリサとの関係は男女のというよりは、人としての
優しさでアリサに接していたような・・
それを百々子たち家族を混乱させた要因か?
最終章で、アリサが拉致されたときは、どうなる?とハラハラしたけど
無事でよかった。
でもこの後、百々子はどうするんだろ??
百々子は、きっと拓人のことが、ずっと好きだったんだろうな。
それじゃなきゃ、79歳もなって嫉妬したりしないでしょ?
そう考えると、なんだか切ない話。
★★★
この記事にコメントする
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(05/13)
(05/11)
(05/08)
(05/06)
(05/04)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
カウンター
フリーエリア