発行年月:2016年2月
ポンペイの遺跡、猫めいた老婦人、白い紙の舟…。不在の人物の輪郭、欠落した記憶の彼方から、おぼろげに浮かび上がる六つの物語。たくらみに満ちた短篇集
(文藝春秋HPより)
表紙の絵、何処かで見た事あるなぁ~と思いました。
グランマ・モーゼスの「プロポーズ」だそうです。
6編の話は、どれもちょっと不可解な部分があって、ちょっと睡魔が
襲って来てダラダラ読んでいたら、わけがわからなくなる^^;
<ポンペイのとなり>
年子の弟の同級生・湖とかいて<みなと>と読むから弟宛に届いた手紙。
それから子供時代の回想が始まる。
最初からちょっと油断すると「え?どうゆうこと?」と分からなくなり
焦りました^^;
読解力落ちた?と。
でも、この雰囲気は、6編の中では一番好きかも・・・^m^
表題作の<フランダースの帽子>も面白かった。
良く似た姉妹・ミナとカナ。
彼女たちのことを述べながら・・・それを語る者にも姉が居て
ラストはよく似た姉妹は姉妹じゃなかったというオチには笑った。
複雑に入り組んだ構成、凄いな。
そんな風に思わせる話の数々で、凄い思考力だわ~と感心した短編集でした。
ちょこっと読みにくかったけど、楽しませて貰いました♪
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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