発行年月:2015年11月
舞台は太平洋を望む美しい海辺の町。足の不自由な小学生久美香と、親友の彩也子の友情を契機に、三人の女性たちによって車椅子の基金「クララの翼」が設立される。だが些細なことから連帯が軋みだす。傑作心理ミステリ!
(集英社HPより)
途中まで、なんだか和やかな出だしだなぁ~と思いつつ、過去に殺人事件が
あったという話が、この和やかな雰囲気にどう絡んで来るんだろう?と
期待しながら読みました。
和やかムードから徐々に人の私欲絡みのややザワザワするようなかんじが
出てきて、おお来ましたねとワクワク。
でも大人たちのちょっと不調なかんじの人間関係のなかで
足の不自由な久美香と少しお姉さんの彩也子の関係は微笑ましく
彼女たちは姉妹のような関係をずっと続けて欲しいなと読んでいました。
そして殺人事件の犯人が、この姉妹のように仲良しの久美香と彩也子に接触する
ラストはハラハラドキドキ。
二人が無事で良かった!
そして最後の彩也子の文章にドキッ!
そうだったんだ~。
子ども達も色々大人を見て自分たちがどう行動するか考えるんだな。
最後の最後に大きなドキッとさせる湊さん、やっぱりサスガだわ。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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