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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2015年11月


 双葉社文芸WEBマガジン「カラフル」で大好評のうちに連載を終えた、人生の岐路に立つ若者の、せつなくてひたむきな恋と決断の物語。愛猫ペロを亡くした喪失感にうちひしがれていた立花明海は古本屋で普段は読まない自己啓発本を買った。中には前の所有者か、「大滝あかね」と書かれた名刺が挟まっていた。そして自分が唯一心を打たれたフレーズには傍線が。明海は思い切ってあかねにメールしてみるが……。新たな出会いとともに違う人生が現れ、明海は悩み、勇気を奮い、道を決めていく。


                    (双葉社HPより)




久しぶりに泣ける純愛小説を読んだ感じがする。
登場する人たちが皆、良い人たちで・・・

主人公の立花明海(25歳)が古書店で購入した本の元の持ち主・あかねと出会い・・・


主人公の明海がいい。
過去にイジメにあって辛い思いをした青年が、こんな風に相手の気持ちを察して
本当に気持ちの優しい人に成長しているのがいい。
彼の優しさに惹かれる職場の先輩と最初、良い感じになるのかな~?とも
思いましたが、彼自身が自分で好きな人に対して素直に向き合う姿勢も良かった。


きらきら眼鏡の意味が読むとわかります。

そういう風に物事を捉えていくって大事かも。

あかねの恋人・祐二の言葉にもハッとさせられました。

「あたりまえの幸せに気づかないと、もったない人生になるんだよ」

森沢さんの物語は、温かいものが多いなぁ~。

以前読んだ、作品の登場人物?と思う人が登場するのも嬉しかった!


次の作品も期待しちゃう作家さんです♪


                      ★★★★★

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