発行年月:2015年8月
中学生なら誰だって、親にはいえないことがある。友達にも――。好きな人にも――。

中学2年生、女子。部活は別々だけど仲良し三人組のはずだった。目立つグループのあの子に、声をかけられるまでは――。本当のことばかり口に出していたら、生きてなんかいけない。特にここ、学校では。そう、14歳たちの感情は静かに、爆発を準備する。淡くて、残酷で、拙くて、美しい、かけがえのないあの日々を描いた青春小説。
(新潮社HPより)
確かに青春小説ですが、これは闇の部分を描いていて、嫌な話だけれど
凄くリアルな話だった。
主人公の冴木美羽は、普通の家庭の普通の女の子ですが、
周りの友達の影響で、ついつい流されて万引きまでしてしまう。
いつも人から嫌われたくないと思って居る。
思春期の女の子の心理描写がよく描かれていて、自分の中学時代もこういう感情は
あったなぁ~と懐かしく思う部分もあった。
誰かの秘密にしたいであろうことを目撃しても、それをどうするかは考えない。
ヘタに大人に喋ったら面倒なことになるだけだから・・・。
わたしたちの時代と大きく違うのは、今はLINEとかあること。
これはシンドイだろうな。
家に帰っても休みの日でも関係なく繋がってしまう。
唯一、美羽の両親がちゃんと子どもの行動を見ていて間違いを正すことが出来る
人たちだったのが救い。
今、中学生の子どもが居る人が読んだら、ドキッとする内容かも。
★★★
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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