発行年月:2014年10月
真実を暴くのは? 権力か、それとも人智か すべては死刑囚の自殺から始まった…。
『 どんでん返し』の帝王が「冤罪」に挑む。
社会派ミステリーと、本格ミステリーの奇跡の 融合。
(文藝春秋HPより)
冤罪って、こうして起きるのか?
なんとも恐ろしい。
無実を叫んでもその声は届かず、偽りの証拠によって殺人犯に仕立てられた
男の無念を思うと堪らない。
そんな冤罪に加担してしまったことに気付き絶望した刑事・渡瀬。
彼は自分のなかの正義に従い、全てを敵にまわしても告発することに決める。
その決断は凄い!
そしてその決断を後押ししてくれたのが、来年、退官が決まっている
高遠寺静。
この名前どこかで聞いたことあるなぁ~と思ったら以前の中山氏の作品
「静おばあちゃんにおまかせ」の裁判官の静さんでした~!
前の作品の人が登場はなんだか嬉しい♪
静さんは、やはり素晴らしい人でした!
自分の保身より正しいことを優先する姿は、こういう職業に就く人たちには
大切なこと。
ラスト亡くなった静さんの墓前で、渡瀬が静さんの孫の円さんと会話する
場面も良かったなぁ~。
今度は円さんの活躍する話が読めるといいな。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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