発行年月:2014年12月
岡野藩領内で隣国との境にある峠の茶店。四十過ぎの寡黙な半平という亭主と、「峠の弁天様」と旅人から親しまれる志乃という三十半ばの女房が十年ほど前から開けている。ふたりは武家の出らしいが、詳しいことは誰も知らない。ある年の初夏、ふたりの静かな生活に事件が起こる。傑作時代小説
(双葉社HPより)
峠の茶屋を営む夫婦・半平と志乃。
二人の過去が気になりつつ途中までは読みました。
寡黙な半平と美人で物腰に品が漂う志乃。
二人は夫婦だが、そうなるまでの経緯が中盤に記され、ああ、そういうことだっのか。
と納得。
藩の派閥争いに巻き込まれて志乃は夫であった天野宮内の元から離れる。
まだ幼い一人娘・小春を残して・・・・
そんな志乃を助けたのが半平。
静かに茶屋を営んでいたけれど、やがて再び騒動に巻き込まれていく志乃と半平。
半平が格好いいのです。
葉室さんの作品には、必ず恰好いい男と美しい女が出てきて
途中困難があるけれど、最後はめでたしめでたしの結末になるという
のがお決まりなので、ハラハラドキドキはするけれど、安心して
途中のハラハラドキドキを楽しめます(^^)
最初は怖い存在だった盗賊夜狐のお仙が最後は自身を犠牲にしてまで
志乃たちを守ったのには、ジ~ンと来ました(/_;)。
今回も文句なしで楽しませていただきました!
★★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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