4回ふられても
わたしはまた、恋をした。
なんてことだろう。
あんなにつらい思いをしたというのに。
(本の帯文より)
7つの恋のおはなし。
表題作「くまちゃん」は、最初に登場。
くまのTシャツをいつも着ている男性に毎年恒例の花見の席で初めてあう苑子。
「くまちゃん」は、苑子がいつも着ているTシャツを指して呼んでいる。
「くまちゃん」は、よくわからない人。何を考えているのやら??
苑子はくまちゃんの何処がすきなのか??本当に好きなのか??
でも、くまちゃんは去ってゆく・・・・・
この最初の恋物語を読んで「なんじゃこりゃ???」でしたが
次のお話でその「くまちゃん」が別の女の子と出会い、今度は最後、ふられる。
最初の「くまちゃん」は、ややク-ルな印象だったのに、ここでは結構、必死にその恋にすがろうとしている。
そのギャップがおもしろい。
そして、次の話では・・・・と次々、前に登場の人が、また違う人と出会い、恋に落ちふられる。
6作目の「光の子」だけ、ちょっと異質で、切なかったかな?
帯文にあった4回ふられても・・・は最後の「乙女相談室」の山里こずえのこと。
4回ふられても恋をして、結婚。しかし、それも離婚という結果。
考えれば、ふられっぱなしの人生で、これって異常?と悩むこずえ。
ここで、登場した人、もしかして前の話に出てきた人?なんて思って、また前の方をパラパラめくって確かめたり・・・・^^;
最後まで楽しく読みました。
こういう進行おもしろいな。
★★★
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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