春の名残が漂う頃、
隠れ宿「左近」の離れにやってきた借家人。
ある日、押入れからその骸が転がり出た。
怪しげな男が現れて言うには、
クロツラに奪われたタマシイを取り戻せば
まだ間に合うと。
好評シリ-ズ第2作。
(角川書店HPより)
「左近の桜」の続編。
高校3年生の桜臓が高校卒業までの話。
「左近の桜」同様、短編の連作で、桜蔵が出遭ってしまう、不思議な男たちとの交わりが綴られます。
一人で留守番をしていると、何処からかやってくる怪しい者。
そういう時は、もっと警戒すればいいのに・・・・・なんてツッコミを入れつつ読みました^^;
けれど、そんなちょっとお人良しな性格が桜蔵の持ち味かな?
自身は「男より女がいい」みたいに言ってるけど、まんざらでもない様なところもあったり・・・。
男同士の怪しい交わりは、ありますが、いわゆるBL小説とは言いたくないなぁ~
品位は保たれていると思うので。
最後の話で、桜蔵と父親・柾の本当の関係がちょっと明かされた?
これはさらに続くのでしょうね。
やや、話の展開に飽きないでもないけど、物語全体から漂う雰囲気は好きなので、続きが出たらまた楽しめるかな?
今度は大学に進学した桜蔵ということですね。
★★★
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(04/18)
(04/16)
(04/10)
(04/07)
(04/03)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア