発行年月:2013年7月
あなたの会社やマンションは大丈夫? 誰もボタンを押していないのに、必ず三階で止まるエレベーター。住民が見たものとは……?
奇妙な表題作はじめ、思わず背筋の凍るミステリー短編集。
(河出書房新社HPより)
表題作を含む8つの短編集。
<宙の鳥篭>
<転校>
<壁の穴>
<院長室>
<ご自由にお使いください>
<心中少女>
<黒い方程式>
<三階に止まる>
ちょっと怖いけれど、ホラー苦手のわたしでも大丈夫な程度の怖さです。
背筋が凍るは大げさでしょう^^;
どれも、まあまあでした。
そのなかで本当に怖かったのは二番目の<転校>かな?
エリートばかりを集めた学校。
昼夜を問わず、管理されたなかで生活する生徒達。
成績が振るわないものは退学。
そして、これ以上、能力向上が望めないと判断された生徒は転校という厳しい規則。
そして学校一の秀才が突然、転校。
能力の向上が望めないからか?
彼の友人だった男子生徒がその謎を追求し、
わかった真実が恐ろしかったぁ~\(◎o◎)/!
後ろ2つも怖いけれど、面白かった。
<黒い方程式>と<三階に止まる>
ちょっと似たような登場人物たち・・・夫婦のやり取りがあるからか?
<黒い方程式>は、トイレ。
<三階に止まる>はエレベーター。
その場面を想像しながら読むと怖い。
特にエレベーターは夜だったら不気味度倍増かも~。
長女が図書館に予約して、その順番が来る前に夏休み終了で下宿先に帰りましたが
ちょうど、今週末、帰省するので、読めるでしょう(^^)
わたしは初読みの作家さんでした。
先に読ませて貰いましたが、なかなか面白かった。
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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