発行年月:2013年7月
街なみも日常のくらしも、家族のかたちも変わる。だからこそ、変わらないものが生きる支えになる。手間ひまをかけるから美味しい。料理も、人生も。「これから」を生きるすべての人たちへ―おかしくて切なくて滋味に富む、震災以降の物語。一年ぶりの長編小説!
(日本経済新聞出版社HPより)
アラフィフ男性3人のそれぞれの苦悩。
3人は料理教室つながり。
宮本陽平・・・中学の国語教師。妻は同い年。長女は社会人。長男も大学生になり親元を離れ仙台の大学に進学する。
これからは夫婦2人の暮らしと思っていた矢先、妻の愛読書のなかに
離婚届発見!
武内一博・・・雑誌編集長。妻とは5年前から別居生活が続いている。
母親の介護のため、実家のある京都に行ったきり。
妻の生活の基盤は完全に京都にある。
離婚を考えるべきか?
小川康文・・・お弁当とお惣菜のお店「ニコニコ亭」の跡取り。
離婚し、再婚相手は17歳年下そして4歳の連れ子(男の子)あり。
口の達者な母親に店は任せ、妻とふたりで移動販売で働く。
そんな3人の前に料理教室の新しい講師・エリカ先生が絡む。
エリカ先生には、娘・ひなたがいて、娘には不良旦那・コ-ジとの間に出来た子どもがいる。
アラフィフ男子の悩みあれこれ。
妻とのこと、仕事のこと、友達とのこと。
教師の陽平には、受け持ち生徒のなかに気になる生徒・井上克也(通称:ドン)がいる。
父親はベトナムに単身赴任中。そして母親が交通事故で入院。
しかし、母親はその事故で不倫をしていたことが発覚。
ドンちゃんが良い子なんだよなぁ~。
泣けちゃうくらいの健気さ。
表題のファミレスは、ことある事に話し合いの場として登場。
最近、ファミレスそういえば、行ってないなぁ~なんて思った^^;
最後は、3人の男達が抱えていた問題が解決する。
みんなそれぞれの第二の人生を歩んでいくんだろうな。
面白かったけれど、ちょっと長かったなぁ~。
もう少し、コンパクトにまとめちゃってもいいような場面も沢山あったような・・・
でも、食べることっていろんな意味で大切なんだな~とつくづく思った。
誰かのために食事を作って、それを喜んで貰うって、やっぽり最高なこと。
そんな喜びを、ドンちゃんが感じてくれて最後は嬉しかった♪
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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