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読んだ本の感想あれこれ。
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51y7l6zkAML__SL500_AA300_.jpg 発行年月:2012年7月

不慮の事故でP免になった戦闘機パイロット空井大祐29歳が転勤した先は防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室。待ち受けるのはひと癖もふた癖もある先輩たち!? 渾身のドラマティック長篇小説。

                    (幻冬舎HPより)



ドラマの方を先に見ているので、主人公・空井=綾野剛さん  稲葉リカ=新垣結衣さん
というように俳優さんたちの顔が浮かんで来ちゃいました^^;
それでも原作どおりのイメ-ジなので、頭のなかで場面場面を想像しながら楽しく読めました(^^)


航空自衛隊の戦闘機パイロットの夢を叶えた空井大祐が不慮の事故により、パイロット免許を無くし
配属されたのが航空幕僚監部広報室。
広報班と報道班2つの部署のうち空井は広報班に配属される。
そして、その広報部と一緒に仕事をするのが、帝都テレビ局のディレクタ-・稲葉リカ。
自衛隊の予備知識ゼロなのに、プライドが高く、石頭、残念な美人として広報室にいる
美人なのにおっさんぽい報道部班の柚木典子とは良い勝負。柚木はドラマでは水野美紀。


自衛隊の広報って、こんなことをやっているのね?ととても興味深い内容でした!
有川さんのこの小説こそが、自衛隊の広報活動にかなり活躍するのでは?と思いました。

そして有川さんといえば、コイバナ。

空井と稲葉の段々にお互いを理解し、惹かれていく過程ももちろん、よかったのすが
個人的には、柚木とその後輩にあたる槙との関係が気になりました。
ドラマでもこの辺が楽しみなところ。


そして、ラストにある「あの日の松島」。
3.11があったからこそ、出来たスト-リ-。
有事のときに、どんな気持ちで自衛官たちが任務を遂行するのかがわかり、感動しました。

有川さんの自衛官たちに対する敬意がよく現れた文章でした。

国民ももっと自分たちの国を守ることを使命として日夜、訓練している自衛官たちのことを理解する必要があるなぁ~と思いました。



 

★★★★★


 

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51WTNKc00JL__SL500_AA300_.jpg 発行年月:2012年11月

秘密を抱いた青年と1匹の相棒の旅の行方は

現代最強のストーリーテラーによる、青年と猫のロードノベル。
暖かな光あふれるラストまで、どのページにも忘れ難い風景が広がる傑作


                   (文藝春秋HPより)



宮脇悟は、事情により相棒の猫・ナナを飼えなくなる。
そのため、ナナの新しい飼い主を探すため、一緒に旅に・・・・。

小学校時代、捨て猫・ハチを巡って友情を結んだヨシミネの元を最初に訪れる。
昔可愛がった、捨て猫・ハチの思い出話もなかなかジ~ンとした。
ヨシミネも家族の問題を抱える子どもだったが、それ故、お互いの気持ちを理解できた。
悟は子どもの頃から優しい良い子。
両親を事故で亡くすという悲しい過去を持ちながらも、素直で明るい青年に成長。

それから家業の写真館を継いだ幼馴染み・澤田幸介の元へ。
幸介は妻が家出中。

その後は、同級生同士で結婚した夫婦・杉と千佳子の元へ。
農業を勉強し、二人でペンションを経営していた。

懐かしい友人たちを訪ねながら、ナナの飼い主を探すが、みな、事情があり引き取ることは出来なかった。
そして、最後は、母の妹であるノリコ叔母さんの元で、悟もナナも厄介になる。

悟がナナと離れなければならない事情は、とても悲しい別れが待っていたから。
途中でそれが分かり、切ない気持ちになりました。
けれど、ナナの存在が悟を幸せにしただろうし、ナナも悟と一緒の時間が幸せな時間だったと
理解している。

動物と人間だけれど、その絆は深い。

ラストは悲しいけれど、それでも温かい気持ちが伝わってくる感動作でした!!

あ~猫(=^・^=)飼いたい!!




 

★★★★★

51eYwIvpFZL__SL500_AA300_.jpg発行年月:2012年3月


近所の悪を斬る還暦三匹が帰ってきた!

武闘派のキヨとシゲ、頭脳派のノリ。
“三匹のおっさん”が万引き、不法投棄など地域の問題に立ち上がる!
 痛快活劇小説第2弾


                       (文藝春秋HPより)


今回も楽しませていただきました♪

三人のおじさんたちの活躍は前作同様でしたが、それにくわえて、それぞれの家族の話も良かったなぁ~。


キヨさんちの嫁・貴子のパ-ト先での人間関係。
ノリさんちの高校生・早苗とキヨさんちの同じく高校生の裕希の仲良しぶり。
キヨさんの奥さん・芳江に恋していた松木の登場。

読んでいると、その先が気になる事が次々、起きて飽きない。

こんな風に町をも見守ってくれるおじさんたちが居たら、そこの住人たちには頼もしい存在だろうなぁ~。


ボ-ナストラックの
「好きだよと言えずに初恋は」も凄く良かった。
高校進学目前に引越しが決まった潤子に花の名前をあれこれ教えてくれる日下部くんの話。


高校生になって、現国の教科書、川端康成の『雪国』にあった文
別れる男に花の名前を一つ教えておきなさい。花は必ず毎年咲きます。


初恋っていいなぁ~(^^)と思わせてくれました。




 

★★★★

 

 
23e66776.jpeg発行年月:2011年11月


演劇集団キャラメルボックスとのクロスオーバーから生まれた、物語の新しい光!

編集者の古川真也は、幼い頃から触れたものに残る記憶が見えた。ある日、同僚のカオルの父親が、20年ぶりに帰国する。彼はハリウッドで映画の仕事をしているはずだったが、真也に見えたものは――。表題作ほか、実際に上演された舞台に着想を得て執筆された「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」。
有川浩が贈る、物語の新境地。


                                            (新潮社HPより)


面白い試みだな。
「ヒア・カムズ・ザ・サン」も「ヒア・カムズ・サン Parallel」も主な人物は同じ。

30歳の古川真也とその同僚の大場カオル。

主人公は真也かもしれないけど、カオルの父親との関係を描いている。
カオルの両親はカオルが幼い時に離婚していて、父親は渡米し、以後会っていなかった。

最初の話では、カオルの父親・白石晴男は事故で亡くなっている。
そして、脚本家として有名なHALはカオルの父親。
その代行者としてカオルの父と長年の親友でカオルの幼いころもよく知る榊宗一がHALの意志を継ぎ来日してカオルたちの前に現われる。


二番目の話では、カオルの父親・白石晴男がアメリカから20年ぶりに来日する。
自身はアメリカで有名な脚本家のHALだと言うが・・・・
実際は、離婚しアメリカンドリ-ムを夢見たが、上手く行かずに撮影現場の助手止まりだった。
撮影現場で女優を庇って大怪我をし、失明の危険もある身。
視力があるうちに娘に会いたいと思っての来日だった。


両方ともカオルを愛する人たちの想いが溢れる温かいお話だった!
物に触れることで、その所有者の想いを汲むことが出来るという特殊な能力を持った真也の行動や言葉にも感動。
祖母から言われた『自分の得のために能力を使ってはいけない』を意識しながら行動している姿は好感が持ててよかった。

カオルは沢山の人に愛されて幸せな女性だなぁ~。


同じような筋書きなのに、こんな風に違う話で、しかも感動させてくれるとは、有川さんって凄いな!


                                       ★★★★★
 

51jYcLnxYGL__SL500_AA300_.jpg発行年月:2011年3月


有川浩がカラフルに描く、史上初、ふるさとに恋する観光小説!


とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。
若手職員・掛水は、地方振興企画の手始めに、
人気作家に観光特使を依頼するが、しかし……!? 
お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる掛水の奮闘が始まった!?


                                         (角川書店HPより)



まず、冒頭の「・・・・・・・・高知県庁おもてなし課は実在します。」
の一文で、もう読む前から、なんだかワクワクして来ました!
こんな素敵なネ-ムングををつけた課が実在するなんて!しかも県庁!!

内容は、高知の良さをどう他県民にアピ-ルしたらをあれこれ検討する県庁職員の奮闘記。
入庁3年目25歳の若手職員の掛水史貴が主人公。
思いついたのが、高知出身の作家・吉門喬介に観光大使に任命しその旨依頼するべく連絡を取る。


この作家・吉門=著者(有川さん)とダブるのが楽しい。
実際、有川さんはこうして小説として高知を宣伝しているわけで・・・・立派なピ-ア-ルになると思うから・・・・。
事実、高知に行きたくなってきた!!

県庁の掛水と良いコンビなのが明神多紀。
バイト職員なのに機転が利いて◎。

掛水は、アイデアマンだけど、その進め方がややグダグダでやや頼りないんだけど、二人で行動すると良いかんじに物事が進んでいく。

そして大きかった存在が清遠和政。
元県庁職員だったが動物園にパンダを呼んで観光革命を起こそう!!と斬新なアイデアを出した人物だが失敗に終わり、迫害され、それが元で県庁を去った人物。


県庁職員には関わたくない人物だと思うけど、観光についての意見を聞くため、あえて近づく掛水。
こういうお役所感覚を逸脱した人物の存在は貴重だと思うなぁ~。
結果、とても参考になる意見を聞けたわけだし・・・。

お仕事の話の合間に、有川さんお決まりの恋愛話も炸裂♪
今回は二組。
先の県庁組のほかに、清遠の娘・佐和と作家の清門。

高知のことをアピ-ルしたいという県庁おもてなし課の面々と著者の有川さんの気持ちがリンクするようなお話で、これはフィクションだけれど、事実の部分もありそうだなというかんじ。

そんな予想は当たり、あとがきの部分で、郷土愛に溢れた言葉が並んでいました。

それから巻末には、実際の高知県庁・おもてなし課のメンバ-の写真と対談があって
それからそれから、高知以外の県や市のおもてなしPR広告が載っていて
こういうの読むと、これらに関わる人たちのやる気も一層出そうだな・・・なんてことも思いました。

有川さんは、この本の印税をすべて東北地方太平洋沖地震に寄付すると発表もされている。

作家さんがこういう形で支援するって素晴らしいな。
寄付のためには、本を購入したほうが良かったかな?
図書館本で読んですみません^^;


                                        ★★★★★

 

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