発行年月:2026年3月
直木賞作家による、極上のお散歩エッセイ。
「われわれには、「ぼーっとする時間」が必要だ。
というわけで、ぼーっとする小さな旅に出ようではないか、というのが、
このエッセイの企画趣旨なのである。」
というわけで、ぼーっとする小さな旅に出ようではないか、というのが、
このエッセイの企画趣旨なのである。」
情報や仕事、雑事に追われる日常生活から離れ、気持ちのいい空間を、
ただひたすらぼーっと散歩したい。
ただひたすらぼーっと散歩したい。
野鳥公園に天文台、植物園、水族館、美術館。大山詣りに雨の梅園、
時にはフェリーに乗って、あるいは天然の冷蔵庫、石の採掘場へ。
時にはフェリーに乗って、あるいは天然の冷蔵庫、石の採掘場へ。
日本地図を作った歴史的人物に思いを馳せたり、ハイキングをしたり。
ささやかなお土産を買い求め、銭湯に入り、居酒屋で一杯。
直木賞作家の描く、極上のお散歩エッセイ。
(KADOKAWA HPより)
八王子育ちで東京在住の著者の視点で描かれる
東京近郊で、ぼーっと出来る場所を紹介。
何度も行っている場所だから、ぼーっと出来るんだろうな~
いいなぁ~。
東京って、美術館も多いし、博物館とか、意外と広い公園も多い印象。
なかなか行けない東京だから、
わたしが行っても、ぼーっとどころじゃないな(笑)
キョロキョロあちらこちらを見て廻りたい。
特に行ってみたい!と思ったのは、小石川植物園。
東京大学が設立された直後に附属植物園になったと。
NHKの朝ドラ「らんまん」で牧野富太郎も東京大学に通った時期があった。
日本で最も古い植物園で広さも東京ドーム3個分とか。
そんなに広いんだ!!(;゚Д゚)
でも、いついっても(平日しか行かないみたいだけど)、券売機に
長蛇の列が出来ているのは見たことがないらしい。
泉鏡花の「外科室」にも出て来るらしい。
伊能忠敬記念館も気になった。
日本地図を何年もかけて作った人とは知っているけれど
元は商人で隠居の身になった50歳から天文暦学を学んで
天体観測器も自宅に作ったんだとか。
なんか、映画でみたことあるな。
商売でお金持ちになっていたから出来たことだったんだ!
あとは、葛西臨海公園と葛西臨海水族館。
クロマグロの回遊はみてみたいなぁ~
すごい迫力だろうなぁ~。
そして、その水族館のリニューアル工事が着々と進んでいて
2028年9月に新しい水族館がオープン予定だとか。
回遊が見られる水槽も新しくなったものは前の1.5倍の広さになるとか。
東京・・・・いいな。
美術館、博物館、植物園、水族館・・・行きたいところが沢山。
楽しいエッセイでした♪
★★★★
直木賞作家の描く、極上のお散歩エッセイ。
(KADOKAWA HPより)
八王子育ちで東京在住の著者の視点で描かれる
東京近郊で、ぼーっと出来る場所を紹介。
何度も行っている場所だから、ぼーっと出来るんだろうな~
いいなぁ~。
東京って、美術館も多いし、博物館とか、意外と広い公園も多い印象。
なかなか行けない東京だから、
わたしが行っても、ぼーっとどころじゃないな(笑)
キョロキョロあちらこちらを見て廻りたい。
特に行ってみたい!と思ったのは、小石川植物園。
東京大学が設立された直後に附属植物園になったと。
NHKの朝ドラ「らんまん」で牧野富太郎も東京大学に通った時期があった。
日本で最も古い植物園で広さも東京ドーム3個分とか。
そんなに広いんだ!!(;゚Д゚)
でも、いついっても(平日しか行かないみたいだけど)、券売機に
長蛇の列が出来ているのは見たことがないらしい。
泉鏡花の「外科室」にも出て来るらしい。
伊能忠敬記念館も気になった。
日本地図を何年もかけて作った人とは知っているけれど
元は商人で隠居の身になった50歳から天文暦学を学んで
天体観測器も自宅に作ったんだとか。
なんか、映画でみたことあるな。
商売でお金持ちになっていたから出来たことだったんだ!
あとは、葛西臨海公園と葛西臨海水族館。
クロマグロの回遊はみてみたいなぁ~
すごい迫力だろうなぁ~。
そして、その水族館のリニューアル工事が着々と進んでいて
2028年9月に新しい水族館がオープン予定だとか。
回遊が見られる水槽も新しくなったものは前の1.5倍の広さになるとか。
東京・・・・いいな。
美術館、博物館、植物園、水族館・・・行きたいところが沢山。
楽しいエッセイでした♪
★★★★
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発行年月:2025年10月
長いスランプに陥った小説家はやけっぱちになり、唐津を旅することに。
陶芸体験をした窯元の夫婦から、水神にまつわる不思議な伝承を聞く。
今でいう「難民」であったという流浪の水神は、戦国時代、
いかにして秀吉の朝鮮出兵を止めようとしたのか……。
『かたづの!』の著者が、かつてないスケールで
歴史と現代を深く結びつける長篇小説。
(新潮社HPより)
秀吉(猿)の朝鮮出兵をなんとかして止めようと奔走する水神たちの話を
小説家が旅した唐津で、とある陶芸家夫婦(ワサブローさんとナミエさん)から
聞く先祖から言い伝えらえてきたものだと聞く話。
秀吉が猿や家康を狸なのは、わかっているからすんなり理解したけれど。。。
肥後、宇土城城主・小西行長を魚屋(ととや)
加藤清正を虎之介として出て来るので、ちょっと「あれ?誰だっけ?」
と慣れるまで読むスピードが上がらず・・・。
水神(河童)たちも沢山でてきて・・・・
千利休と親しくなった、休利(キュウリ)、
小西行長と共に朝鮮に渡り、成り行きを見守る、ニタ
明の医師・許義徳と接触するカイ
戦の話と並行して、陶工の娘・銀非(ウンビ=キムヒともいう)と
親しくなった水神のスズの話も重要。
銀非はスズに別れのとき手渡した小ぶりの茶碗。
他にも銀非が焼いた茶碗は、茶人たちの間にも価値あるものとして茶室に
置かれていた。
秀吉が戦を朝鮮に向けているという時、銀非の器たちが一斉に揺れ始め
水神たちは、いち早く、その危機をしる。
水神たちのルーツである場が戦場になることは、今もその地にいる同胞たちの
危機。
どうしたら、戦を止めさせられるか?
水神会議が開かれ、水神たちは、それぞれ、あちらこちらで戦を止めるよう
働きかけてくれそうな人間と接触する。
史実でも朝鮮出兵は止められないことだと、わかっているのだけど
水神たちの必死さが健気で、本当に秀吉が大嫌いになる。
元々、好きじゃないのだけど・・・・(^^ゞ
表題の「水は動かず芹の中」は芥川龍之介の
「薄曇る水動かずよ芹の中」という文章からとっているらしい。
物語のなかで作家がサワタローさんに案内されて散歩に出て
芹が群生している場所に。
男性が芹を摘んでいて、少しわけてくれる。
芹を摘むは徒労といううたことばだとも教えてくれる。
身分の高い女性に片想いした下僕の実らぬ恋からの逸話から来たことばと。
小説家がサワタローさんたちと交流が続くが、2024年夫婦は朝鮮の白磁を勉強する
ため韓国に移住したとはがきが来る。
サワタローさんの居た場所に懐かしさもあり訪ねると、別の陶芸家が
新しい家で住んでいて、サワタローさん夫婦のことは全くしらないと。
記憶を頼りに芹の群生地に行くと、あのときの芹摘みの男性がいて
「河童はもういないんだよ」と。
最後に何か、不思議な余韻を残して終わる物語。
最近、なんだか河童絡みの物語が多いのは、偶然なのか???
★★★★
発行年月:2023年4月
雑誌「ゆうゆう」に5年間にわたり、現在も連載中の「羊のところへはもどれない」に加筆し、時系列に1冊にまとめる。執筆活動を続けるなか、著者自身が、50代になって変化した体調、かわらぬ旅やグルメへの好奇心、コロナ禍で変わった自宅での過ごし方、親との関係性など、小説では味わえない、作家の素顔が垣間見える本に。中島ファンだけでなく、ゆらぎやすい40代以上のこころを軽くしてくれる本。タイトルの「小日向(こひなた)」は、この連載中に、著者が住んでいた自宅があった文京区の地名。体やこころに不調があったとしても、「小さくとも、日向の明るいほうを向いて」生きるきっかけをくれる。帯コメントはかねてより親交のある俳優・室井滋さんにいただいた。
(主婦の友社HPより)
先日読んだ<坂の中のまち>で、出てきた<小日向>が表題になっているので
その界隈での話を集めたものかと思っていたら・・・ちがった。
もっと広く海外の話まであって、行動範囲が広いなぁ~と思う。
お姉さんはずっとフランス在住らしい。
そして姪っ子さんは日本の大学で学び、今はファッション関係のデザイナーとして
働いているとか。
中島さん、ずっと独身だと思っていたけれど、籍はいれたのかはわからないけれど
同じような文章を書く仕事をしている方と30歳過ぎから付き合い50歳くらいで
一緒に住んでいると。
夫婦別姓がOKになったら籍を入れようと書かれていたから、もう夫婦になったのかな?
物語も良いけれどエッセイも楽しかったなぁ~。
お薦めの台湾作家さんの本、読んでみたいな。
・歩道橋の魔術師
・自転車泥棒
著者は呉明益 訳者は天野健太郎
メモしておこう
★★★
発行年月:2024年11月
「隣に座るって、運命よ」ずっとここにいたくなる、不思議系ラブストーリー
「隣に座るって、運命よ」
文豪ひしめく坂だらけの町の、不思議な恋の話。
大学進学を機に富山県から上京した、坂中真智は、おばあちゃんの親友・志桜里さんの家に居候することになった。
坂の中にある町――小日向に住み、あらゆる「坂」に精通する志桜里さん。書棚には「小日向コーナー」まであり、延々と坂について聞かされる日々が始まった。
ある日、同級生の誘いで文学サークルに顔を出すことになったが、集合先のアパートは無人で、ちょっと好みのルックスをした男の子が一人やってくる。
一緒に帰ることになった真智に、彼は横光利一の『機械・春は馬車に乗って』を「先生の本」といって渡して来、米川正夫、岸田國士、小林秀雄がいまも教鞭をとっているかのような口ぶりで……
ひょっとして、この人、昭和初期から来た幽霊なのでは?
江戸川乱歩『D坂の殺人事件』の別解(⁉)、
遠藤周作『沈黙』の切支丹屋敷に埋まる骨が語ること、
安部公房『鞄』を再現する男との邂逅、
夏目漱石『こころ』みたいな三角関係……
風変わりな人たちと、書物がいろどる
ガール・ミーツ・幽霊譚
目次
フェノロサの妻
隣に座るという運命について
月下氷人
切支丹屋敷から出た骨
シスターフッドと鼠坂
坂の中のまち
(文藝春秋HPより)
読みながら、「あれ?この話、読んだことある!」と気づく。
そうそう!前に読んだアンソロジー「いつかアジアの街角で」に登場した
真智の話なんだ!
もっと続きが読みたいと思っていたから嬉しかった♪
富山の実家から東京の大学進学のために上京し、祖母の親友だという
志桜里さん(72~73歳)の家に下宿する坂中真智。
大学の講義でとなりに座った「よしんば」と仲良くなり
誘われた文芸サークルの参加することになり、出かけた先で知り合った別の大学の
永福颯太。母親が台湾人で小学校までは台湾で暮らしていたという。
最初の出会いから、なんだか楽しいふたり。
二人の物語が続いていて嬉しい。
志桜里さんが実は本当の祖母だという事実。
真智の母親・珠緒は志桜里の親友・澄江に実の娘を育てて貰うことになった
のだけど、その経緯とか、なかなか凄い話だった。
でも、そうしたことが正解だったんだと感じた。
東京の下宿先は小日向。
周りには、坂が多く、文豪たちも沢山、住んでいたという。
颯太と一緒に謎のおじさんの行きたいという場所まで案内する場面は
ちょっと面白かった。
あのおじさんは、何処に何の目的で行きたかったのか?
謎のまま。
エピローグでは大学卒業後の真智と颯太。
友達のよしんばと金子泉。
それぞれ自分たちの進む道へ向かっていったんだな・・・・
真智と颯太のその後の話もまたいつか読めるといいな。
東京の地理に詳しかったら、もっと楽しめたんだろうな~。
中島さんの次の「小日向でお茶を」を図書館で予約中。
近いうちにそちらも読むのが楽しみ♪
★★★★
(文藝春秋HPより)
読みながら、「あれ?この話、読んだことある!」と気づく。
そうそう!前に読んだアンソロジー「いつかアジアの街角で」に登場した
真智の話なんだ!
もっと続きが読みたいと思っていたから嬉しかった♪
富山の実家から東京の大学進学のために上京し、祖母の親友だという
志桜里さん(72~73歳)の家に下宿する坂中真智。
大学の講義でとなりに座った「よしんば」と仲良くなり
誘われた文芸サークルの参加することになり、出かけた先で知り合った別の大学の
永福颯太。母親が台湾人で小学校までは台湾で暮らしていたという。
最初の出会いから、なんだか楽しいふたり。
二人の物語が続いていて嬉しい。
志桜里さんが実は本当の祖母だという事実。
真智の母親・珠緒は志桜里の親友・澄江に実の娘を育てて貰うことになった
のだけど、その経緯とか、なかなか凄い話だった。
でも、そうしたことが正解だったんだと感じた。
東京の下宿先は小日向。
周りには、坂が多く、文豪たちも沢山、住んでいたという。
颯太と一緒に謎のおじさんの行きたいという場所まで案内する場面は
ちょっと面白かった。
あのおじさんは、何処に何の目的で行きたかったのか?
謎のまま。
エピローグでは大学卒業後の真智と颯太。
友達のよしんばと金子泉。
それぞれ自分たちの進む道へ向かっていったんだな・・・・
真智と颯太のその後の話もまたいつか読めるといいな。
東京の地理に詳しかったら、もっと楽しめたんだろうな~。
中島さんの次の「小日向でお茶を」を図書館で予約中。
近いうちにそちらも読むのが楽しみ♪
★★★★
発行年月:2024年3月
作者・編者ともに不詳、ミステリアスでユーモアに溢れる日本最古の短篇物語集『
堤中納言物語』。
中島京子による名訳により生き生きと蘇る「可笑しみ」を堪能できる10篇を収録。
(河出書房新社HPより)
堤中納言物語というので、紫式部の曾祖父の物語かと勘違いしていた(^^ゞ
巻末の解題で陣野英則さんが
10編の物語をひとつに包んだという意味で実在する堤中納言のなまえに
結び付けて、この短編集のタイトルにしたのではないかという推察を
支持したいとある。
なるほどね~これを10篇にまとめた編者はなかなか、ユーモアのある人だなと
感心。
それが誰なのか?は未だわからないそうだけど・・・・
10篇のお話、それぞれが面白かった。
貴族たちのことを書いているのだけど、色々な意味で人間味があって・・・・
優美な世界で品行方正というわけではないのがいい。
クスッと笑えたり、微笑ましく感じたりと
中島さんの訳もいいんだろうな~とても読みやすかった。
表紙は、<虫好きのお姫様 原題:虫めづる姫君>
蝶がすきというのは、理解できるけれど、その幼虫である毛虫にも愛情たっぷり
「毛虫が思慮深そうにしている姿って、心打たれるわね」と。
手の平に乗せて可愛がり飽きずに見守っている。と
変わったお姫さまだけど、その純真な様子が微笑ましい。
もうひとつ微笑ましいな~と思ったのが
<貝合 原題:貝合>
のちの時代の貝合わせは、左右の貝を伏せたまま合わせる遊びだけれど
この平安時代の貝合わせは、左右それぞれが美しいものや、変わった紋様の貝を
出し合って競う遊び。
姫君に仕える幼い童たちが姫様のために勝つための貝を必死に探している様子を
そっとみている蔵人少将。そして陰ながら応援する様子が書かれていて、
童たちの様子も可愛らしく、それを応援する蔵人少将の優しさも微笑ましく
感じるお話ですきだな~。
NHKの「光る君へ」を見ていたので、頭のなかで物語を映像化しながら楽しめた。
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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