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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2014年10月

りすが窓をノックする
まるで絵本のような
北海道のカフェ


お菓子のおいしそうな香りに誘われて、様々な動物が遊びに来る北海道の森の中のカフェ「momo cafe」。オーナーのもも と みらいさんがTwitterにアップするりすやきつねなどの野生動物と、6匹の飼いねこの画像のかわいらしさで話題沸騰中です!Twitterのフォロワーはなんと2014年9月末時点で10万人超え。今回は初めてのフォトブックとして、日々撮りためた動物と、おいしそうなお菓子、北海道の大自然の画像を一冊にまとめました。web未公開のりすやねこたちの貴重なショットも多数。秋から冬、そして春夏へと変化する北海道の12ヶ月の暮らしを追っています。カフェに行かなければ味わえない、貴重なオリジナルお菓子レシピも巻末に収録しています。

                     (宝島社HPより)



何かの番組でこの本の紹介があって・・・・
かわいぃ~!!と図書館で借りました。
これは手元に欲しいかも(^^)

りすが毎日のように訪問するだけで、かわいいけれど、ねこちゃんとガラス越しの
チュ♪には、参りましたぁ~。
こんな瞬間が撮れるのは、ここでは珍しくない光景なんでしょうね~。

どの頁も癒されます。
ここのカフェに訪れたくなります!!

twitterも訪れてみたいなぁ~。
日々の様子をず~っと覗いてみたくなります。


写真もパステル調で優しいかんじで好きです!


                        ★★★★★

 
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発行年月:2015年1月


 人生50年。少女時代の思い出から踏みしめてきた女の踊り場、抱腹絶倒の人生の極意まで──。ともに読書家として知られる作家とエッセイストが、本と人生を名著とともに語り尽くす、滋味あふれる対話集。  

               (集英社HPより)    





平松洋子さん・・・1958年生まれ。岡山県倉敷市出身。

小川洋子さん・・・1962年生まれ。岡山県岡山市出身。

二人の洋子さんが、幼い頃に読んでいた本、少女から大人になる頃読んだ本などなど
今までの人生を振り返りつつ本の話をする。
楽しい対談形式の本でした。


小川さんと同年でしたので、子どもの頃の話など、共感するものが多かった。

幼い頃読んだ本もお二人と共通のものが多く、ああそうそう!
そんな風にわたしも考えた!と嬉しくなったりして。

点子ちゃんとアントン(ケストナー)、ノンちゃん雲に乗る(石井桃子)
いやいやえん(中川季枝子)、にんじん(ルナアル)。

これらは、表紙の絵や、その本を読んでいた情景まではっきり思いだせる。
懐かしさでいっぱいになりました。


本の話も面白いのですが、二人のそれぞれのお子さんとの話も良かった。
第四章の「人生のあめ玉」
平松さんは、娘さん。小川さんは息子さん。
それぞれのお子さんが小さい時の話を人生のあめ玉と呼び、今も時々思い出して
いるとか。
なるほどね、子どもが小さい頃、言った言葉で印象的なものってあめ玉を舐めるように
じわじわ嬉しい気持ちが沁みてくるもの。
いいなぁ~こういう表現!と感心しちゃった。


お二人が感銘を受けた本で読んでいないものは、いつか読んでみよう!

特に気になったのは、みちのくの人形たち・深沢七郎/著
忘れないようにメモしておこう。



                        ★★★★★



発行年月:2014年12月

彼の余分な指は自分のためにある、と女たちは信じた
貧民窟で母親の閨の相手をした 多指症の男娼が指を切り落とし、
釧路の夜の支配者へのしあがる――著者新境地の 傑作ノワール、誕生。

                  (文藝春秋HPより)




影山博人・・・不思議な人。

人当たりは礼儀正しく温厚なかんじだけど、行動が突飛。
生まれたときに6本ずつあった四肢の指の両手のそれぞれを失くし
その傷跡が瘤になっている。
容姿が整っているだけに、その瘤が目立ち女たちの記憶にも残る。

そんな博人と関わった8人の女たちの物語。

この表紙写真は、なんだかとても物語の雰囲気に合っている!!

最後の話<いきどまりのMoon>は、読み手によっていろんな解釈がされると
思うけれど、博人は死んだのかな?
でも茉莉との会話には、温かい人間らしい感情が現れていて
幸せになったのかな?と思えた。


                        ★★★★
 



発行年月:2011年12月

昔も今も、どこにいても巡ってきた「夜」の、忘れがたい時間を描くエッセイ

不安と期待をもって降りたった異国の旅先で、母を見舞い、消灯時間が過ぎたあとの病室で、夜を徹して友と語り合った夏の林間学校で……夜は時に、私たちがひとりであることを思い出させる――傑作エッセイ

                  (角川書店HPより)



角田さんはエッセイも面白い。
これは、旅の話。そして夜にまつわるお話。

角田さんは一人旅でいろんな国を廻っている。
ビビリで方向音痴で・・・と度々書いているけれど、本当にそうかなぁ~?
と思うような、大胆な行動も結構、取っていて可笑しい。

根本的には、真面目で几帳面なんでしょうけれど・・・。

<こわくない夜>では、泥酔状態で深夜2時の人気もない道をかなりの距離、歩いてホテルまで帰るという、その状況は、読んでいる方が怖かった。
何事もなくよかった!とホッとしました^^;

わたしは本当のビビリで方向音痴なので、
一人旅などは絶対出来ません^m^
一人旅の達人みたいな角田さんを尊敬します!



                         ★★★★




発行年月:2014年12月


 嫉妬から始める「いじわるゲーム」の行方。日常を見守る「洗面台」の独白。
「鍵のかからない部屋」から出たくてたまらない私の物語――
名手が贈る、十八のショートストーリー。

                  (東京創元社HPより)



ササッと読める短編集。
面白くないわけじゃないけれど、う~ん・・・。

一番気に入ったのは単純にその状況が可笑しかった<勝負>かな?
降車ボタンをギリギリまで押さずに誰かほかの人に押させるという勝負。
くだらないけれど、面白い。


全体的にブラックな話が多かった。
ちょっと不気味だったり・・・
表題作の<何が困るかって>は、よくわかない話だったなぁ~。
指が気付かないうちに1本また1本と落ちるって・・・^^;
ホラーみたいで不気味だった。


暇つぶしには良いかもしれないけれど、あまり個人的には好みじゃない
1冊でした。
ま、★は2ツ半というかんじですが、3つにしておきます。

次回は楽しめるお話をお願いします!!


                      ★★★
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