発行年月」2017年12月
私が人生の舵を持つ。 私から光を発信する。 Webマガジン「note」の 大人気連載が本になりました! なるべく人々の心を忙しくして時間を奪って、深く考えないようにというシステムの中で私たちは育てられている。 たったひとつ抵抗する術は、経済的にそんなに豊かでなくてもいい、ちゃんと働いて税金なども払って、頭の中の自由な世界に泳ぎだすことだ。(「未知への渇望(がない……?)」より
(幻冬舎HPより)
1と2を図書館で借りた。
副題のどくだみちゃんとふしばな・・・とあるので童話的小説かと勘違いして^^;
有料メルマガで配信のエッセイをまとめた本でした・・・。
ま、ばななさん好きなので楽しく読みました♪
看護師として笑ったのが・・・
重度の貧血で通院治療していたとき、毎回4本くらいの試験管に採血されて
貧血でかっかっているのに、どうしたもんじゃろのぅ~?と書いていたこと。
患者さんから日々質問されることが多いことなので、ああ、賢いばななさんでも
患者さんの立場になったら、そう思うのか~と。
試験管4本と言ってもたぶん、合計10ccくらいの採血量。
治療効果が上がっているかを調べるには採血して調べるしかないわけで
気づかないうちに血液は体のなかで新しく作られるので問題ない量。
とわたしは患者さんに説明してます(笑)。
ほかに少し驚いたのが浜松市美術館に来たということ。
わたしは行かなかったけど、写真家の若木信吾さんの展覧会に
来たと書いてあった。
親交があるんですね。
そして若木さんの写真を中心とした書店が市内にあるそうで
BOOK AND PRINTS というお店らしい。
訪ねてみたいな~。
それから、浜松一の美味しい点心のお店 氷箱里も気になった!
ぜひ、こちらも食べに行ってみたい!
写真が結構あるんだけど、カラーじゃないのが残念だった。
マガジン購読しろよということかな~?
2も借りて手元にあるけれど、流し読みでいいか?^^;
★★★
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発行年月:2017年12月
『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』の著者による初のエッセイ集。
アニメ番組「世界名作劇場」のようにゆっくりとした展開で名作を紐解いていきたい……そんな思いに駆られた著者が、古今東西の文学を読み解き、その魅力とそのお話にまつわる思い出を綴ったのが本書。
名作というと敷居が高いと感じている人が多いと思うが、ページをめくってみると、そこにいるのは今の私たちと変わらない悩みやコンプレックスを抱えた人々。友情、恋の駆け引きといったワクワクするようなお話から、裏切り、三角関係といったギラギラしたお話までが、余すところなく描かれている。
ここでは、有吉佐和子の『悪女について』、ハーマン・メルヴィルの『白鯨』からカズオ・イシグロの『日の名残り』まで、全57冊の読みどころと、柚木氏の視点ならではの新しい魅力を紹介。読んだことがある人、これから読む人、読むつもりがない人も愉しめるブックガイドになっている。
若手人気作家の日常生活も垣間見られる、キラキラした一冊。
(PHP研究所HPより)
読んでみて・・・名作という作品、読んでいないものが多いなぁ~と感じた。
新刊本ばかり読んでいるけれど、ずっと前から読まれている作品たちの
紹介文のような本書を読むと、φ(..)メモしておいて、順番に読んでみたいと
思えた。
先ずは日本文学から読んでみようかな?
読まなければ損すると紹介された
有吉佐和子の「悪女について」は、早々に読んでみたい!と思った。
あとは、大胆すぎる展開に目をみはると紹介された
向田邦子の「隣りの女」
濃密で甘い親子関係が描かれた宝箱と紹介された
森 茉莉の「甘い蜜の部屋」
あと三浦綾子の「氷点」は、若い時に読んだけど、年齢を重ねた今
もう一度読んで、柚木さんが言うような変化があるか確かめてみたい。
やはり、作家さんって名作と呼ばれるものは沢山、読んでいるんだなぁ~と
感心。
★★★★
発行年月:2017年8月
1985年、当時は「人体実験」とさえ呼ばれた臓器移植。最先端の医術を学ぶために渡米した三人の若手医師を待ち受けていたのは、努力も夢も報われないシビアな命の現場だった。苦悩し、葛藤しながらも、やがて日本初の移植専門外科を設立する彼らを支えた想いとは……。命と向き合い、不可能に挑戦し続ける医師たちを描く感動作。
(新潮社HPより)
面白かった!
谷村さん、凄いな。
医者じゃないのに、すごくいろいろ取材して勉強して書かれたんだろうな。
一応、医療に携わっている身ですが、移植については知らない部分も多く
勉強になりました。
難しい話のなかでも、少しあった凌子とサワダの恋バナは切なくて
ジ~ンとした。
最後の著者のあとがきも良かった!
★★★★★
発行年月:2017年9月
「お互いに会いたいという気持ちがあれば、絶対に会えますよ」すべてがデジタル化する世界で悟とみゆきが交わした、たったひとつの不器用な約束。素性も連絡先も知らないまま、なぜか強烈に惹かれあう二人の、「アナログ」な関係が始まった。いまや成立しがたい男女のあり方を描き、“誰かを大切にする”とは何かを問いかける渾身の長編。
(新潮社HPより)
ビートたけしが恋愛小説?と興味があり読みました。
主人公の水島悟が恋した相手・みゆきとの恋愛話は、一昔前の中学生の
恋愛というかんじで、ピュアすぎるくらい。
携帯で簡単に連絡し合える時代、あえて連絡先を交換せず、毎週木曜の夜
ピアノという名の喫茶店で会うという関係。
水島の友人2人がいい。高木と山下。
いつも二人で漫才のコントのような会話をしているけれど、水島のために
奔走してくれて、哀しい時には一緒に泣いてくれる。
こんな友情関係、いいなぁ~。
これは恋愛小説というより、友情物語だな^^;
でも、なかなか面白かった!
★★★
発行年月:2015年6月
幕末の石見銀山。間歩(まぶ)と呼ばれる鉱山の坑道で生まれたお登枝は、美貌を見込まれ女郎屋に引き取られた。初めて客を取る前の晩、想いを寄せる銀掘の伊夫を訪ねるが、別の男に襲われる。とっさに男を殺め、窮地を救ってくれた伊夫と身体を重ねたお登枝。罪と秘密をともに抱えた二人の行く末は――。変わりゆく世を背景に、宿命を背負った男女の灼けつくような恋を官能的に描き切った力作時代長編。
(新潮社HPより)
あさのさんの時代物に外れなしなので、期待大!
これ2015年の発行なのに、チェック漏れで読んでなかったと気づいて
図書館から借りました。
幕末の銀山で働く男たちの様子が壮絶。
命を懸けた仕事。
肺を病んで長く生きられない男たち。
銀山の間歩で生まれた登枝。母親は登枝を産んで間もなく亡くなり、父親は
誰なのかもわからず。ずっと銀堀のなかでは長く生きている爺に育てられる。
が、その爺も亡くなり、女郎屋へ。
ずっと想いを寄せている銀堀職人の伊夫との切ない恋愛物語が中盤までは
良い感じだったけど、登枝は女郎屋でも花形的存在になり、結構、恵まれた
かんじ。
それでも伊夫のことは一番に想い続け、病に倒れたと知り、駆け付け
側にいることを選ぶけれど、結局は戻ることに。
う~ん、もうちょっと違う展開だったら泣けるんだけどなぁ~。
女郎屋に通い、登枝を気に入ってくれた馬蔵も良さそうな人で
結局は、登枝は安泰な生活を送ったということでしょうね。
冒頭、登枝が70歳を過ぎて語る話という設定じゃなかった方が
良かったような・・・・。
読む前の期待度が大きかったゆえ、少し期待外れなかんじかな?
面白くないわけじゃないんだけど。。。。^^;
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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