発行年月:2018年5月
気づいたら病院のベットに横たわっていたわたし・三笠南(みかさ みなみ)。目は覚めたけれど、自分の名前も年齢も、家族のこともわからない。現実の生活環境にも夫だという人にも違和感が拭えないまま、毎日が過ぎていく。本当のことを言っているのは誰?何のために?をつかれているの?何を信じていいのかわからない不安が続くなか、夢に現れる、心から好きだと思える人に救われていた。
(角川春樹事務所HPより)
本に纏わる話かと勝手に想像していたら・・・・
なんだか恐ろしい話でした^^;
目覚めたら病院のベッド。
記憶を失っていた・・・。自分の名前も。自分の家族も。
夫という愼也の事が何故か好きだと思えない。
そして夢に出て来る男性のことを好きだと思う。
その男性の正体は・・・・愼也の弟・晴哉だった。
義姉のユミと愼也は晴哉を嫌っている様子。
認知症の義母に訪ねると「あの子をゆるしてあげて」と。
謎の真相がわかってくると、晴哉のとった行動は許せるものじゃないと思った。
そして愼也のやったことも。
南の最後の決断は正しいと思う。
早く三笠家とは縁を切って、幸せになってほしいな~。
晴哉のよき理解者・渚にも幸せになって欲しい。
★★★
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発行年月:2018年6月
愛による呪縛と、愛に囚われない生き方とを探る。野心的長篇小説!
長らく疎遠だった父が、死んだ。「明日香を除く親族は屋敷に立ち入らないこと」。不可解な遺言に、娘の明
(角川書店HPより)
幼い頃、暮らしていた洋館を父の遺言に従って整理する明日香。
一緒に暮らしていて結婚まで考えていた冬馬とは、軋轢が生じ別れる。
父親が母親にしていた暴力を口論の末、自分もしてしまったことに
ショックを受けつつ、父親と似ていることを他の人からも指摘され
今まで気付かなかった父親の真意を考える明日香。
なんだか重苦しい話だった。
こういう家庭環境に生まれたら窮屈だろうな~。
同じような家庭環境の人なら少しわかるのかな?
遺品整理しながら、時々、現れる謎の男の子は気になった。
単なる好奇心旺盛な男の子?
それとも・・・・・。
でも男の子と明日香のやり取りの場面は結構、好きだった。
家族って不思議。
家族に愛されなかったとか愛されたとか、考えたことない
わたしは幸せなのかな~?
そういう人間には、この物語の言おうとしている事がよくわからないのかも?
今までの彩瀬さんの本は、面白かったけど、これはちょっとよく分からなかった^^;
★★★
(角川書店HPより)
幼い頃、暮らしていた洋館を父の遺言に従って整理する明日香。
一緒に暮らしていて結婚まで考えていた冬馬とは、軋轢が生じ別れる。
父親が母親にしていた暴力を口論の末、自分もしてしまったことに
ショックを受けつつ、父親と似ていることを他の人からも指摘され
今まで気付かなかった父親の真意を考える明日香。
なんだか重苦しい話だった。
こういう家庭環境に生まれたら窮屈だろうな~。
同じような家庭環境の人なら少しわかるのかな?
遺品整理しながら、時々、現れる謎の男の子は気になった。
単なる好奇心旺盛な男の子?
それとも・・・・・。
でも男の子と明日香のやり取りの場面は結構、好きだった。
家族って不思議。
家族に愛されなかったとか愛されたとか、考えたことない
わたしは幸せなのかな~?
そういう人間には、この物語の言おうとしている事がよくわからないのかも?
今までの彩瀬さんの本は、面白かったけど、これはちょっとよく分からなかった^^;
★★★
発行年月:2018年7月
世界的作家の吉本ばななが、台湾の読者向けに書き下ろした作品「切なくそして幸せな、タピオカの夢」、いよいよ日本発売! 「人生は一度しかなく、なるべく幸せでいた方がいい。なるべく愛する人と、おいしく食べた方がいいーー。」緊張したデートから始まった恋人同士が、結婚して夫婦になり、子供が生まれ、家族になっていく。その中心にはいつだって美味しいご飯があった。著者本人の体験を元に描かれた。不安から解放されて心穏やかに、豊かな人生を自分らしく生きられるようになる傑作エッセイ。心温められるかわいいイラストも多数収録。2018年1月に台湾で発売された人気作を、この夏日本の読者にお届けいたします。
(幻冬舎HPより)
台湾で先に発売されたんですね~。
ばななさん、台湾よく行かれる様子ですね。
息子さんがハマっていたブラックタピオカがコーラに入ったもの。
美味しそう♪
近所にそんなお店あって羨ましい。
食べ物の記憶って、幸せな記憶なんだなぁ~。
子どもの頃~今まで。
一緒に食べた人のことまで食べ物と一緒に思い出せる。
イラストも素敵!
他の作品も見たいから、今度、探してみよう!
★★★
発行年月:2018年7月
時田翼32歳、農協勤務。
大酒呑みで不機嫌な父と二人暮らしで、趣味は休日の菓子作り。
そんな翼の日常が、庭に現れた柚子泥棒との遭遇で動き出す──。
人生が愛おしくなる、大人たちの「成長」小説
(集英社HPより)
母親が11年前に突然、出奔して離婚届が送られて・・・
以後、酒飲みで飲むと威張り散らす父親と二人暮らしの翼。
なんだか、暗い話だなぁ~と最初は、思ってしまった。
翼は、そんな状況でも母親を特別、恨むでもなく、淡々と日々を過ごしている。
そんなある日、出会った隣家の老女・田中絹江の孫・小柳レモン(22歳)。
翼の父親と田中絹江は犬猿の仲だけど、息子と孫は、良い関係になっていく。
翼の小学校時代からの親友・哲也がいいキャラ。
いい友達がいるって大切なことだなぁ~と思う。
翼の周りの人たちの事が連作形式で語られる。
田舎の狭い生活圏なので、窮屈さは時にあるけれど、こんな人間関係が
築かれているのなら逆にいいかも。
みんなそれぞれたまに泣きたいことはあっても、
なんとか周りの人に勇気づけられたりしながら生きているんだなぁ~。
翼が小柳さんと幸せになれるといいな。
鉄也の作戦で、そうなりそうなラストは、微笑ましかった(^^)
いいお話でした。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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