発行年月:2021年10月
古い友人も、ノーベル賞作家も、「岬」に消えた。神無き時代の新たな黙示録
古くからの友人も、ノーベル賞作家も、その「岬」に消えた――
この物語はあなたを、思いもよらぬところまで連れて行く。
人が人であるというのは、どういうことなのか。
練熟の著者が今の時代に問う、神無き時代の新たな黙示録。
以前から美都子が夫婦ぐるみで付き合ってきた、憧れの存在である友人・清花。だが近年、清花夫妻の暮らしぶりが以前とは異なる漂白感を感じさせるようになり、付き合いも拒否されるようになったのち連絡がつかなくなった。清花たちは北海道に転居後、一人娘・愛子に「岬に行く」というメッセージを残し失踪したようだ。彼女の変貌と失踪には肇子という女性が関わっているようだが、その女性の正体も分からない。
時は流れ約二十年後の二〇二九年、ノーベル文学賞を受賞した日本人作家・一ノ瀬和紀が、その授賞式の前日にストックホルムで失踪してしまった。彼は、「もう一つの世界に入る」という書置きを残していた。担当編集者である駒川書林の相沢礼治は、さまざまな手段で一ノ瀬の足取りを追うなかで、北海道のある岬に辿りつくが――。
やがて明らかになる、この岬の謎。そこでは特別な薬草が栽培され、ある薬が精製されているようで……。
近未来から戦時中にも遡る、この国の現実の様相。
岬に引き寄せられる人々の姿を通して人間の欲望の行き着く先を予見した、著者畢生の大作。
(角川書店HPより)
長かったぁ~。
面白くないわけじゃないけど、ちょっと疲れた。
途中までの親しくしていた夫婦の所在がわからなくなり、探すまでは興味深かった
けれど、不明の夫婦が最後に行ったという北海道のとある岬の話になると
戦時中は、軍の施設として、その後は、ある考えを持った人たちが暮らす
場所になりもう少し先の時代になると、ノーベル賞作家がその地を訪れてと
色々な人たちが岬に入ったことを綴る。
その岬にたどり着くまでは容易ではないという。
人を襲う熊が多く生息していて、実際に犠牲になった人も。
そして突然の爆破騒ぎ。
不穏な出来事が満載で心休まることがない物語。
特に戦時中、その岬で行われていたという薬の製造の話は、恐ろしかった。
戦争はただでさえ、悲惨なことだけど、人の意識まで薬で操ってしまおうと
考える国になってしまうとは!
そんな風にしないと生きて戦おうとは思えないってとだろうか?
なんとも気味が悪い話だったな・・・。
★★★
(角川書店HPより)
長かったぁ~。
面白くないわけじゃないけど、ちょっと疲れた。
途中までの親しくしていた夫婦の所在がわからなくなり、探すまでは興味深かった
けれど、不明の夫婦が最後に行ったという北海道のとある岬の話になると
戦時中は、軍の施設として、その後は、ある考えを持った人たちが暮らす
場所になりもう少し先の時代になると、ノーベル賞作家がその地を訪れてと
色々な人たちが岬に入ったことを綴る。
その岬にたどり着くまでは容易ではないという。
人を襲う熊が多く生息していて、実際に犠牲になった人も。
そして突然の爆破騒ぎ。
不穏な出来事が満載で心休まることがない物語。
特に戦時中、その岬で行われていたという薬の製造の話は、恐ろしかった。
戦争はただでさえ、悲惨なことだけど、人の意識まで薬で操ってしまおうと
考える国になってしまうとは!
そんな風にしないと生きて戦おうとは思えないってとだろうか?
なんとも気味が悪い話だったな・・・。
★★★
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発行年月:2021年10月
中学で登校拒否になった沙羅は、一年遅れで入学した通信制の高校で
幼馴染だった万葉に再会。読書好きの万葉に読書の楽しさを教えられ、
自分なりに本を読むように。一方で、大学に進学した万葉は、
叔父さんの古本屋を手伝いながらも将来に迷いを感じていた――。
宮沢賢治「やまなし」、伊藤計劃「ハーモニー」、福永武彦「草の花」など、
実際の本をあげながら描く瑞々しい連作短編集。
(文藝春秋HPより)
早朝のラジオ番組でゲスト出演されて、この本のことについて話されていて
興味が湧き、図書館で予約。
先に読んだ「残りものには過去がある」も良かったけれど、こちらも
面白かった。
それぞれ、やや生き難さを感じているような、万葉と沙羅。
幼い頃、家が隣同士で仲良く遊んでいた過去がある。
そんな二人が通信制の高校で再会。
沙羅が話しかけても最初はつれない態度の万葉。
それでも本を通じて二人が再び、親しくなる。
万葉は叔父の営む古本屋でバイトしていて、本に詳しく、お薦め本を
沙羅に勧め、読んだ感想などを言い合う。
読んだことがある本も出てきたけれど、読んでない本の方が多かった。
高校を先に卒業した万葉。
2人は少し離れたが、それぞれ新しい人間関係を築き、また再会したときには
以前と変わらぬ感じで接する。
素敵な青春小説。
恋人ではないけれど、とても素敵な二人。
このままずっと、この関係が続いていくといいな。
出てきた作品。
福永武彦の 「草の花」 「廃市」
遠藤周作の 「砂の城」
これらは、ぜひ、読んでみたい!
中江さん、続けて2冊読んだけれど、いいですね!
ファンになりました♪
★★★★★
(文藝春秋HPより)
早朝のラジオ番組でゲスト出演されて、この本のことについて話されていて
興味が湧き、図書館で予約。
先に読んだ「残りものには過去がある」も良かったけれど、こちらも
面白かった。
それぞれ、やや生き難さを感じているような、万葉と沙羅。
幼い頃、家が隣同士で仲良く遊んでいた過去がある。
そんな二人が通信制の高校で再会。
沙羅が話しかけても最初はつれない態度の万葉。
それでも本を通じて二人が再び、親しくなる。
万葉は叔父の営む古本屋でバイトしていて、本に詳しく、お薦め本を
沙羅に勧め、読んだ感想などを言い合う。
読んだことがある本も出てきたけれど、読んでない本の方が多かった。
高校を先に卒業した万葉。
2人は少し離れたが、それぞれ新しい人間関係を築き、また再会したときには
以前と変わらぬ感じで接する。
素敵な青春小説。
恋人ではないけれど、とても素敵な二人。
このままずっと、この関係が続いていくといいな。
出てきた作品。
福永武彦の 「草の花」 「廃市」
遠藤周作の 「砂の城」
これらは、ぜひ、読んでみたい!
中江さん、続けて2冊読んだけれど、いいですね!
ファンになりました♪
★★★★★
発行年月:2019年1月
まだ肌寒い春の、とある結婚式場。美しく若い花嫁とカバのような花婿という、年の差婚カップルの披露宴に集った客たちはそれぞれ、偽装、詐欺、婚前不貞という闇を抱えていた。そして一見、幸せの絶頂にいるように見える新郎新婦には、2人だけの秘密の約束があった……。恋人、夫婦、家族の新しい関係を提案する連作短編集。
(新潮社HPより)
タレントとしての中江さんという認識だった。
作家としても活躍されているのは知っていたが・・・・
先日、某ラジオ番組で新刊の話をしていて、ああ、今まで読んでなかったけど
先ずは過去本から読んでみようと図書館で借りてみた本書。
面白かった!
こんなに素敵な小説を書かれるんだぁ~と。
冒頭は1組のカップルの披露宴会場。
新婦側のレンタル友達として祝辞を述べる女性の話から。
その女性の感じたように、読みながらこの夫婦は本当にお互いが好きで
結婚するのかなぁ~とやや不安になった。
けれど、披露宴会場にいた色々な人の話を順番に読むうち、新郎新婦の人柄や
それぞれの過去を知り、この二人ならきっと温かい素敵な家庭を
築いていけるんじゃないかなぁ~と思うようになった。
読む終えて、なんだか嬉しい気持ちになる素敵な物語でした!
ラジオで紹介していた新作も読むのが楽しみに。
★★★★★
発行年月:2020年11月
殆どの人が訪れたことのない平凡で小さな町。寂れた観光地。
ようやく射した希望の光をコロナが奪い、さらに殺人事件が……。
(光文社HPより)
誰からも慕われていた元教師・神尾英一が何者かに殺された。
娘の真世は、父親も含め、近く開催される中学の同窓会に呼ばれていた。
父の元・教え子(真世の同級生)たちも同窓会の打ち合わせで何度か
英一とも連絡をしていた。
突然、現れた、英一の弟で真世の叔父・武史が犯人探しに奔走する。
アメリカに渡り、名の知れたマジシャンとして活躍していた過去がある
武史に振り回されつつも、どんどん真相に近づいていく姿は、警察官たちより
優秀かもと思わせてくれる。
同級生たちの周りにも色々な問題が出てくる。
不倫だったり、仕事絡みのお金の話だったり・・・・
しかし、犯人は、そういうのとは違うところで、英一に世間には知られたくない
ことを知られていると思った人だった。
殺すつもりはなかったのだと思う。
真世が犯人を知ったあとで言っていたけれど、正直に話していれば
きっと生涯、秘密を守り続けてくれたと思う。
なんとも哀しい真実だったなぁ~。
東野さんの話としては、ありきたりかな?
★★★
発行年月:2021年9月
死に場所を求め、生きる女が、裏切りの果てに辿り着いた終焉の地とは。
ブルースに続く、『新たなダークヒロイン』の誕生!
釧路の街を、裏社会から牛耳る影山莉菜。
亡父・博人の血をひく青年を後継者として育て、官僚から代議士への道を歩ませようとしていた。
「男と違って、女のワルには、できないことがない」
亡き父の言葉を胸に、重い十字架を背負った女が、幾度もの裏切りの果てに――。
『ホテルローヤル』『家族じまい』を経てデビュー20年目の桜木 紫乃が放つ最高傑作!
(文藝春秋HPより)
ブルースは既読だけれど、そんなに覚えていない。
ブルースの主人公・影山博人の娘として裏社会を牛耳る影山莉菜が主人公の本書。
博人の用心棒だった弥伊知が莉菜の元でも用心棒として働いている。
莉菜の野望は、博人の愛人の子・松浦武博をゆくゆくは政界に押し上げること。
同じような野望を持つ外科医の儀俄内あすみと知り合い、あすみが先ず、政界へ。
そして武博は、衆議院議員に初出馬で初当選。
巧く行ったなぁ~と思っていたけど・・・
ああ、女は怖いね。
え?と思う人がまさかの裏切り。
それでも武博を遠くから見守ろうと決める莉菜は潔い!
北海道から離れるが、そこで手助けしてくれた人もまさかの裏切った女の
指示でのことだった!
あぁ~、そこまでして邪魔者にしなくても・・・(;O;)
怖すぎる。
気づいた莉菜も凄かったけど。
北海道から瀬戸内に住処を変えたのは良かったと思う。
温暖な気候でこの先は静かに暮らしていけるのか?
続編で、また武博と再会するような話があるのか?
それはそれで楽しみだけど。
莉菜は強くて人情が厚くて、魅力的な女性だった!
★★★★★
(文藝春秋HPより)
ブルースは既読だけれど、そんなに覚えていない。
ブルースの主人公・影山博人の娘として裏社会を牛耳る影山莉菜が主人公の本書。
博人の用心棒だった弥伊知が莉菜の元でも用心棒として働いている。
莉菜の野望は、博人の愛人の子・松浦武博をゆくゆくは政界に押し上げること。
同じような野望を持つ外科医の儀俄内あすみと知り合い、あすみが先ず、政界へ。
そして武博は、衆議院議員に初出馬で初当選。
巧く行ったなぁ~と思っていたけど・・・
ああ、女は怖いね。
え?と思う人がまさかの裏切り。
それでも武博を遠くから見守ろうと決める莉菜は潔い!
北海道から離れるが、そこで手助けしてくれた人もまさかの裏切った女の
指示でのことだった!
あぁ~、そこまでして邪魔者にしなくても・・・(;O;)
怖すぎる。
気づいた莉菜も凄かったけど。
北海道から瀬戸内に住処を変えたのは良かったと思う。
温暖な気候でこの先は静かに暮らしていけるのか?
続編で、また武博と再会するような話があるのか?
それはそれで楽しみだけど。
莉菜は強くて人情が厚くて、魅力的な女性だった!
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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