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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月2021年9月

十年前に北海道道立白麗高校を卒業した3年6組の元クラスメイトたちに、校庭に埋めたタイムカプセルの開封を兼ねて同窓会を開催する案内が届いた。SNSも立ち上がり、高校生活の思い出に盛り上がる彼ら。しかし、「岸本李矢さんを覚えていますか」という、謎めいた書き込みが波紋を呼ぶ。それは、いじめが原因で転校していった生徒の名前だった。新型感染症で激変する世界の中、近づく同窓会。そして、「岸本李矢」がタイムカプセルに入れたものとは!? 青春群像劇の傑作。


                     (中央公論新社HPより)



高校時代の人間関係がリアルだけど、それを大人になってまでひきづっているのは
どうかな?


いじめと言ってもここにあることくらいなら、正直、大人になったら
多少は嫌な思い出として残るとしても、復讐してやろうとまで思うかな?

いつまでも固執し続けるのは、時間を無駄にしているだけのような・・・


と言えるのは、そういう経験をしたことないからなのかなぁ~?


あまりにもこの物語と同じ年代だった頃が遠すぎたからか
読んでいても「?」ばかりだった。




                          ★★☆
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発行年月:2021年9月


大阪の心斎橋からほど近いエリアにある「空堀商店街」。
 そこには、兄妹二人が営むガラス工房があった。
 兄の道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、「みんな」に協調したり、他人の気持ちに共感したりすることができない。
 妹の羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。
 正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。
 そんなガラス工房に、ある客からの変わった依頼が舞い込む。それは、「ガラスの骨壺が欲しい」というもので――。
 『水を縫う』『大人は泣かないと思っていた』の寺地はるなが放つ、新たな感動作!
 相容れない兄妹ふたりが過ごした、愛おしい10年間を描く傑作長編。

                      (PHP研究所HPより)


発行年月:2021年10月


 過去、生徒間の事件を解決したことからメディアに取り上げられ、「鉄腕先生」と呼ばれて、コメンテーターとしても活躍する教師・湯川。彼はある日、自分が女生徒とホテルで密会したという週刊誌報道が流れていることを知る。
 さらに、「ディープフェイク(AIによる画像合成技術)」で精巧につくられた、湯川が生徒に暴力を振るっている動画もネット上に拡散。出勤停止、テレビ番組の降板、さらに妻子が家を出ていく中、ネット上では湯川に対する大炎上が巻き起こる。果たして、湯川を陥れようとしているのは誰なのか。
 そんななか、湯川の働く学校ではさらなる事件が起き――。
 
 誰にでも、あなたにも起こるかもしれない。
 一人の「普通」の人間が追い詰められ、仕事、家庭、社会的信用……全てを失っていくさまをリアルに描きつつ、昨今のSNSでの炎上や匿名による誹謗中傷、メディアの報道のあり方などの問題に切り込んだ傑作サスペンス小説!

                    (PHP研究所HPより)



発行年月:2021年10月


貧困と虐待の連鎖――。
母親という牢獄から脱け出した少年は、
女たちへの憎悪を加速させた。
ジャンルを超えて文芸界をリードする著者の新たな傑作
予定調和を打ち砕く圧倒的リアリズム!
小学校にも通わせてもらえず、日々の食事もままならない生活を送る優真。
母親の亜紀は刹那的な欲望しか満たそうとせず、同棲相手の男に媚びるばかりだ。
そんな最悪な環境のなか、優真が虐待を受けているのではないかと手を差し伸べるコンビニ店主が現れる――。
ネグレクトによって家族からの愛を受けぬまま思春期を迎えた少年の魂は、どこへ向かうのか。
その乾いた心の在りようを物語に昇華させた傑作長編小説。

                   (朝日新聞出版HPより)



なんとも重たい物語。
でも、こういう現実も世の中には沢山、あるんだろうなと思う。

子どもは、親によって生きる環境を決められてしまう。
そんななかで生活していたら、性格も考え方もどんどん捻じれていくだろうな。
食べるものが十分にあって自分を大切に想ってくれる人の存在が常にそばにあるって
子どもにとってはとても大切なこと。

主人公の小森優真は小学6年生。
母親が恋人と外出したきり数日帰ってこない日々のなか4歳の弟・篤人と
ともに、生きるために必死。

コンビニ経営の目加田浩一(50歳)は、そんな優真を気にかけ
声をかけ、廃棄する弁当を内緒で分けてあげる。

そして、やがて妻と同じ考えで、里親として預かる決断をする。

なかなか出来ないことだし、この夫婦、凄いと思った。

優真は、最初は感謝するが、段々と鬱陶しいと感じるようになる。
警察沙汰まで起こすが、目加田夫妻の自分に対する気持ちに、最後に気づいたかな?


少年がこのあと、どんな成長をするのかも気になるところ。

重たく苦しい物語だったけど、少しだけ光が見えるラストに救われた。



                       ★★★★



発行年月:2021年10月


 
古い友人も、ノーベル賞作家も、「岬」に消えた。神無き時代の新たな黙示録
古くからの友人も、ノーベル賞作家も、その「岬」に消えた――
この物語はあなたを、思いもよらぬところまで連れて行く。
人が人であるというのは、どういうことなのか。
練熟の著者が今の時代に問う、神無き時代の新たな黙示録。
 以前から美都子が夫婦ぐるみで付き合ってきた、憧れの存在である友人・清花。だが近年、清花夫妻の暮らしぶりが以前とは異なる漂白感を感じさせるようになり、付き合いも拒否されるようになったのち連絡がつかなくなった。清花たちは北海道に転居後、一人娘・愛子に「岬に行く」というメッセージを残し失踪したようだ。彼女の変貌と失踪には肇子という女性が関わっているようだが、その女性の正体も分からない。
 時は流れ約二十年後の二〇二九年、ノーベル文学賞を受賞した日本人作家・一ノ瀬和紀が、その授賞式の前日にストックホルムで失踪してしまった。彼は、「もう一つの世界に入る」という書置きを残していた。担当編集者である駒川書林の相沢礼治は、さまざまな手段で一ノ瀬の足取りを追うなかで、北海道のある岬に辿りつくが――。
 やがて明らかになる、この岬の謎。そこでは特別な薬草が栽培され、ある薬が精製されているようで……。
 近未来から戦時中にも遡る、この国の現実の様相。
 岬に引き寄せられる人々の姿を通して人間の欲望の行き着く先を予見した、著者畢生の大作。


                        (角川書店HPより)



長かったぁ~。
面白くないわけじゃないけど、ちょっと疲れた。


途中までの親しくしていた夫婦の所在がわからなくなり、探すまでは興味深かった
けれど、不明の夫婦が最後に行ったという北海道のとある岬の話になると
戦時中は、軍の施設として、その後は、ある考えを持った人たちが暮らす
場所になりもう少し先の時代になると、ノーベル賞作家がその地を訪れてと
色々な人たちが岬に入ったことを綴る。


その岬にたどり着くまでは容易ではないという。
人を襲う熊が多く生息していて、実際に犠牲になった人も。

そして突然の爆破騒ぎ。


不穏な出来事が満載で心休まることがない物語。


特に戦時中、その岬で行われていたという薬の製造の話は、恐ろしかった。
戦争はただでさえ、悲惨なことだけど、人の意識まで薬で操ってしまおうと
考える国になってしまうとは!
そんな風にしないと生きて戦おうとは思えないってとだろうか?



なんとも気味が悪い話だったな・・・。



                       ★★★
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