運動会の朝、マサルは学校で薬のパッケージを見つける。殺人の証拠だと考え、それを隠しておくことに。一方、父親はドラッグが出回っていることを嗅ぎつける。プログラムが進行するにつれ、明らかになる大人の思惑と、膨らんでゆく子供たちの想像。そして意外な真実!
(双葉社HPより)
小学校の運動会の一日が過ぎていく中でのミステリ-。
6年生のマサルは、母親が病死し父親と暮らす。
運動会の朝、父はお弁当が間に合わず、後で届けるから・・・と。
そして、運動会の準備中に同級生のイッキと何やら不思議なものを発見する。
キラキラ光るビ-ズの飾りがついたケ-スに薬の空フィルム。
何か事件に関係あるものじゃないか?とそれをそのまま保管しておくことに決める。
そして、別のところでは、PTAの母親たちが何やらビ-ズの付いたケ-スを回収している。
そのことに気づいたのは、マサルの父親・真樹夫。
真樹夫は薬剤師で、PTAの母親たちの間にドラッグが出回っているのでは?と予測する。
マサルたち子どもたちの推理と父親の真樹夫の推理が別々に進行。
運動会の競技もプログラムに則って進行。
運動会直前に急死した、一人の児童の母親の死の真相も終盤にわかり、母親たちの間でやり取りしていた薬の正体もわかる。
こんなこと、都会の小学校なら実際ありえるのかも。
小学校の運動会が舞台なのに、そこで展開される話は、不健康なもの。
嫌な話だったけど、子ども達がいろいろ考えて行動する様子は、面白かった。
初めて読む作家さんだったけど、結構、読みやすかったので、ほかの作品もいずれ読んでみようかな?
★★★
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