発行年月:2021年7月
もういちど会いたいです――。 都会のはずれのガケの上にある古いアパート。 その屋根裏にひっそり暮らしている元オーボエ奏者のサユリ。 唯一の友だちは、頭の中にいる小さなチェリー。 「流星新聞」の太郎、定食屋〈あおい〉の娘のミユキさん、鯨オーケストラの元メンバーたち……と個性的で魅力的な登場人物が織りなす待望の長編小説――。 『流星シネマ』と響き合う、 愛おしい小さな奇跡の物語
(角川春樹事務所HPより)
「流星シネマ」「屋根裏のチェリー」「鯨オーケストラ」
3部作から成るシリーズ。
登場する人たちがみんな穏やかで優しい雰囲気で癒される。
先に「鯨オーケストラ」を読んだので、オーボエ奏者のサユリが、人と付き合うのが
苦手で、頭のなかに存在するチェリーが唯一、気兼ねなく話せる相手だったと
知る。
チェリーは、良きアドバイザーだな。
外に出てみることを勧め、その行動によって、どんどん奇跡的な
出会いが生まれて行って、解散したオーケストラを再結成したい!と強く
思って行動するようになるんだから、凄い変化!
鯨オーケストラの再結成の過程も知れて楽しかった♪
音楽で繋がっていく人間関係って、素敵だな。
今も音楽が人を繋げていくドラマ「さよならマエストロ」を見ているけれど
ちょっと通じるようなものを感じた。
もう暫くしたら、また三部作を通して読んでみたい。
★★★
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(04/18)
(04/16)
(04/10)
(04/07)
(04/03)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア