発行年月:1999年7月(単行本は1997年)
家族のルーツ、出生、両親の不仲、家庭内暴力、いじめ、そして自殺未遂。家族や学校・社会との絶え間ない軋轢と葛藤のなかで自らが歩んできた姿を綴った、芥川賞作家の記念碑的作品。
(角川文庫HPより)
久しぶりに家の本棚より抜き出して読んだ。
柳さんの本は結構、読んでいるけれど、これは柳さんのルーツが赤裸々に
描かれていて、小説家になるまでのどの部分を読んでも苦しくなる。
虐められて家庭では両親は不仲で、どこにも安らげる場所がない状況で
何度か死にそうになりながら生き延びて・・・。
小説家になってくれて本当に良かった!
解説の林真理子さんが書いている。
最後の文章がインパクトあり。
どうか元気で長生きしてほしい。
作家という魔物と、どうかうまく折り合いをつけて欲しい。
この望みを柳さんは、ちゃんと遂行しているのが嬉しい。
また他の書も読み返そうかな。
★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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