発行年月:2017年3月
結婚とはいったい何なのか――。これは古今東西、繰り返し問われてきた謎のひとつと言えましょう。ある時は墓場と喩えられ、またある時はパラダイスと喩えられる人間の営みの最大の謎に、気鋭の女性作家7人が挑みます。
ダークサイドから見た〈黒い結婚篇〉と、ハッピーサイドから見た〈白い結婚篇〉からなり、表裏どちらからも読める不思議な造本です。
(講談社HPより)
面白い!!
黒い結婚は、本当にダーク。
どれも、うわ~やだわ~こんな結婚(;O;)というものばかり。
黒い結婚の中島京子さんがやはり秀逸だ!
「家猫」というタイトル。
容姿端麗、仕事も出来る息子がバツイチだという母親の語りから始まる。
元妻のことをダメな嫁だったから別れたことは良かったと言うが・・・
後からその元妻の語りになると、とんでもないのは男の方!
白い結婚は、黒に比べたら穏やか。
最初の「いつか二人で」は初読みの作家さん成田名璃子さん。
仲睦まじい夫婦の様子が、ジ~ンと来る。
成田さんの本、探して読んでみようと思った!
装丁がなかなか粋です!
黒を読んで白に変わると、文字が逆になっていてビックリ!
面白い、これ。
わたしは黒から読んだけど、白から読むのもありだな。
この企画で別の作家さんで第二弾とかないかな?
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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