発行年月:2007年11月
元舞台女優の祖母のもと、魅力的な人たちに囲まれて私は大人になった――
同じ時を生きるかけがえのなさが描き出され、
読後には温かな感動が胸に満ちる物語。
(ポプラ社HPより)
表題から連想したのは「死」でしたが、清々しい物語でした!
有加は小学4年生の時、両親が離婚。
その後は母と父の母・蕗さんの家に住む。
有加の母・のぶちゃんと蕗さんの関係がいいなぁ~。
そして蚊帳の外の存在である有加の父・舟とのこと。
蕗さんは元舞台で活躍した女優。
その当時からの付き合いである富樫さん(女性)や田幡さん(男性)レミさんも
度々、蕗さんの元を訪れ長い良い関係が続いていて、まだ幼かった有加の成長を
見守っていた。
それぞれが年を取り、暮らしの環境も変わる中、みな生き生きその時を
生きて居る姿が素晴らしい。
年をとってもこんな風にわかりあえる友人が側にいてくれたらいいな~。
やがて、目覚めない朝は必ず誰にも来るけれど、その時まで精一杯生きたら
幸せ。
そして、誰かが自分のことを時々、思い出してくれたらそれまた幸せだな。
なんてことを思いました。
★★★★
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記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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