初恋にふるえ、友情にもえる
熱く激しく、限りなく優しい--------
昭和30年代の少女たちの物語
(本の帯文より)
図書館の新刊本コ-ナ-より借りてきた主人が、面白かったというので、読みました。
表紙の絵が、優しい雰囲気で先ず、良い感じ♪
物語は、現在は小説家となった主人公・章子が、自身の中学2年・14歳の頃を懐かしく思い出しながら書いているという設定。
昭和30年代の少女たちの日常。
会話のひとつひとつが丁寧で、自分の中学時代を自然に思い出しちゃうかんじでした(^^)
この時期って、友だちとの関係が全て。
友だちに自分がどう思われているのか?ちゃんと自分は受け入れられているのか?
そして、もうひとつ友だちとの間で毎日のように交わされる会話といえば・・・今風にいうとコイバナ。
自分に好きな人がいなくても、誰かのコイバナをみんなで共有して楽しんじゃうようなかんじ。
そんな自分の中学時代も思い出し「おんなじ!おんなじ!」と思いながら・・・・。
自分の中学時代は昭和50年代で、今、丁度、14歳の長女の様子を見ても、この物語のなかの少女たちと何ら変わらない!
ただ、時代が違えば、周りの環境も多少違うのは事実ですけど。
今は、携帯でメ-ルをするが日常茶飯事だったりしますからね・・・・^^;
少女たちのやり取りは、現在の14歳と変わらないですが、昭和30年代らしい事象もあれこれあってノスタルジックな部分も楽しめました。
浅沼事件が出てきたり、安保反対運動がちらっと出て来るあたりも時代を感じさせました。
そして。。。お小遣いに100円札を2枚とか。LPレコ-ドを借りるとか。
この物語は、大人は、自分の少女時代を懐かしみながら・・・・今の10代の子にも読んで楽しい物語かな?
母娘で読むのも楽しそう。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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