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読んだ本の感想あれこれ。
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68dc4fa6.jpg発行年月:2009年1月


不思議な建築物にまつわる4つの物語。
廃墟は現代人の癒し空間。だが、人が住んでいることが発覚し「偽装廃墟」が問題になって・・・

表題作ほか、ありそうでありえない建築物を舞台に繰り広げられる、不思議で切ない三崎ワ-ルド

                    
(集英社HPより)

「となり町戦争」以来の三崎さんの作品。
最初に読んだ、この作品では不思議な世界のすぐには目で確かめられない恐怖みたいなものを
感じ、面白いものを題材にする作家さんだなぁ~と思った記憶。

そして、この本の4つのお話も、似たような雰囲気。
どれも不思議なことが常識としてある設定。

『七階戦争』では、全ての建物の7階を撤去することに決まり転居を強いられる人々。
『廃墟建築士』では、廃墟を建築することは国も認めることだという。
『図書館』では、深夜零時になると図書館の本は野生に目覚めるのだとか。
『蔵守』では、何も中に入ってないと言われている蔵を守り続けなければならない人がいる。


今の社会では、そんな馬鹿な!?ということが、それぞれの話の中では常識としてある。
そんな世界に自分が入ってしまったような感覚でその不思議さを楽しめました。

最初から3つの話は、結構、不思議さを楽しみながら読みましたが、
最後の『蔵守』は、ちょっと切なかったなぁ~。

★★★★
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0e285e32.jpg発行年月:2008年12月


お金も才能も肩書きも関係なく、
僕たちでも手に入れられるものが、
一つだけある。それは-------

170万部突破の大ベストセラ-『夢を叶えるゾウ』の著者が贈る、
新感覚エンタ-テイメント小説

                      (小学館HPより)

「夢をかなえるゾウ」が、まあまあだったので、こちらもどんな物かと読んでみました。

冴えない若者・御手洗が西郷隆盛似の豆柴(名前は義太夫)を連れた男・春男を、助けてあげる。
そして、その恩返しに自分の得意分野の「女」についてのあれこれを伝授するというはなし。

最初の1/3くらいは、なかなか面白くよみました。
鹿児島弁がやや読みにくかったのですが、まあ、面白い設定なので、なんとか読んで・・・
でも、何やら、伝授される内容が、幼稚というか・・・。
春男の言うことは、まあ、間違ってはいない。
でも、あまり頭で考えて行動されちゃうと、引いちゃうなぁ~。

この本を書いたのも、前のでウケたから、今度はこうしたらまたウケるんじゃないかなぁ~?という考えで書いたのか?とも思えて・・・途中から白けてしまいました・・・^^;

コンパの場での、あれこれも・・・・う~ん・・・読んでいるのが苦痛(退屈)。

正直、少し飛ばしました・・・^^;


96110cca.jpgガネ-シャのこの本の推薦文→→は、楽しいけど、
これも誇大広告としか、今は思えないなぁ~。

今回は、かなり辛口になりました。

多少、期待して読んだ反動ということでお許しを・・・(笑)




★★
6f104e17.jpg  発行年月:2007年8月


  「笑えて」「泣けて」「ためになる」

ダメダメな僕の目の前に、突然現れた〝ガネ-シャ”。
なぜか関西弁で話す、とてつもなく胡散臭い神様の教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。こんなんで僕は成功できるの!?
過去の偉人の成功例から導き出される、誰にでも一単位でできる超実践的な成功習慣を小説に織り込んだ、世界初の成功エンタ-テイメント!

                             
         (飛鳥新社HPより)

チョット前に、ドラマ(水川あさみさんが主役の方)で先に見ました。
なので、ガネ-シャ=古田新太さんの顔が浮かんで来ましたが・・・・笑

ガネ-シャの言う言葉は、最もなことばかりですが、新しさはないです。
実行するのは簡単そうな事が多いし。

でも、ここで後半、ガネ-シャが言うように、自分が言った事をやったからといって必ず成功するわけではないのだと。
でも、実行して行く事は大事!
そんなことを本書では伝えたいのかな?

過去の偉人たちの逸話も面白かったし、何と言っても、ガネ-シャが可笑しい。
神様なのに・・・いいの?そんなんで??とういうかんじ。

読んでいて楽しかった♪

幾つかの教えはあったけど、わたしはその中の
「人の成功をサポ-トする」
「毎日感謝する」

の二つを特に実行していこう!と思いました。

「人の成功をサポ-トする」と言っても、平凡な一主婦なので、「家族の成功をサポ-トする」に置き換えて・・・・ちょっと優等生発言かな?^^;


こういう書は、社会に出たばかりの若者には特に受けるでしょうね。

173万部突破でドラマ化、アニメ化、ゲ-ム化、映画化!
すごいなぁ~。

正にこの著者自身が成功者ですね!

ほかの書籍もまた読んでみよう。

★★★★
458e3053.jpg  発行年月:2009年1月


 異国で、町のス-パ-で、銀座の飲み屋で、タクシ-の中で、
野球場 で・・・・・。
 日常の光景からふっと湧き上がってくる彼女たちの想い。

 とぼけた笑いがたまらない、珠玉の短編集
(文藝春秋HPより)
 

表題作「架空の球を追う」は、一番最初に登場する短編。
グラウンドで少年野球団の練習をする我が子たちを見つめる母親の会話。
同じような経験をした女性なら「うん、うん、こういう会話してる!」なんて思うでしょうね・・・なんて微笑ましく思いました。

そのほかにも、誰かしら同じような光景、同じような状況を体感したことがあるような、日常のいろいろな場面でのお話が登場して、どれも少し可笑しくて楽しい。
ステキな短編集でした♪

11の話のなかで、特に気に入ったの「銀座あるいは新宿」と「パパイヤと五家宝」

「銀座あるいは新宿」は、高校時代の友達と年2回飲み屋で再会する40目前の女性たちのはなし。
新宿で集まった4人が、飲むなら「銀座か新宿どっちがいいのか?」の談義を飲みながら交わす。
思い起こせば、自分たちは昔からこうやって、談義し続けてきたよね~なんて話ながら・・・。
こういう、たわいもない会話の雰囲気いいなぁ~。
わたしは飲めないし、夜はすぐ眠くなるので、女友達と待ち合わせて飲みに行くなんて経験ないけど、楽しそう♪

「パパイヤと五家宝」は、高級食材の揃うス-パ-の方で今日は買い物をして行こう!と決めた仕事帰りの女性が、そこで、ふと目にした2000円のパパイヤを何の躊躇いもなくカゴに入れたパパイヤ夫人を追跡しなが買い物をするはなし。
パパイヤ夫人が牛サ-ロインを買えば、自分も、カゴに同じように入れたり・・・
しかし途中で、彼女が小さい頃から、家の定番であったお菓子「五家宝」を目にし、それをカゴに入れた途端、我に返る様子が可笑しかった!
「五家宝」ってお菓子、ちょうど、近所の友達実家が埼玉でそちらに帰省のとき、買って来てくれたお菓子だったので、なんだか食べたくなった!
そういえば時々、COOPのカタログでも見かけるなぁ~今度、注文しよう^^;


この短編集は、どれもそれぞれよかった!
最初から最後まで楽しませてもらいました♪


★★★★
 
74503d74.jpeg  
  発行年月:2008年11月

   
  内容:入内できぬ女の思い。后になっても叶わぬ恋。報われることのない帝の愛-----。平安王朝を舞台に様々な狂おしい愛のかたちを描く中篇集。
 
  新進気鋭の女性官能作家による平安恋物語。
  
     (文芸春秋HPより)


 
タイトルは、陽成天皇の歌。
「つくばねの みねよりおつる みながわ こいぞつもりて ふちとなりぬる」
 
表題作の「泥ぞつもりて」は、貞明に一途な想いを寄せる紀君(きぎみ)だが、貞明が想いを寄せるのは乳母の全子(またこ)。そして、全子の息子も貞明を密かに想っている。
現代の小説なら、なんとも淫靡な空気感も、平安時代の雅な世界の事となると、どこか上品のようなもの様にも感じてしまうから不思議。
第二話の「凍れる涙」では、帝に愛されながらも子どもが産めない体の多美子が愛おしかった。
物語に登場する女性の中では一番、控えめというかんじでした。
第3話では、高子が、女の執念で出産のシ-ンはやや怪奇めいたものがあって、怖かった。
 
 
読み方が難しい漢字や言葉の言い回しが慣れないので、やや読了までに時間がかかりましたが、なかなか面白かった!
歴史に詳しい人なら、より楽しめると思いますが・・・^^;

 
 ★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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