多くの本好きやデザイナーが注目するクラフト・エヴィング商會、6年振りの描き下ろし。不可思議な本をつくり続ける同商會の書庫を初公開! 「頭を真っ白にするための本棚」「波打ち際の本棚」「金曜日の夜の本棚」……書棚の写真を眺めているだけでも楽しく、本文を読むと実物を手に取りたくなる、そんな古今東西の奇書・稀書・偽書がたっぷり。創作の秘密が垣間見られる異色のブックガイド。
(朝日出版社HPより)
クラフト・エヴィング商會の本は、過去に数冊読んでいますが、センスの良さには毎回、脱帽です。
今回の本も「おぉ~!!」とうなりたくなる感動がありました。
クラフト・エヴィング商會の名前・・・・実に変わってるんですが、どんな由来なのか気になっていました。
そんな話が今回は知れて嬉しかった♪
「おかしな本棚」というタイトルですが、
ある法則に則って並べられている本についての解説が愉快。
まだ手に取ったことがない本ばかりで、読みたい本がいっぱい!
中程にある未刊行の本「おしてもだめなら」も最高でした!!
クラフト・エヴィング商會のセンスの良さに感動!!
言葉選びのセンスも良いですが、装丁、挿絵全てが◎。
自分たちで書いて自分たちで本のデザインもして商品として世に送り出す・・・あ~なんて羨ましいお仕事なんでしょう。
今度は吉田篤弘さんの書いた小説にも目を通してみよう!!
★★★★★
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よく耳にはするけれど一度として見たことのないものたち、堪忍袋の緒、転ばぬ先の杖、左うちわ、舌鼓、巻末には、赤瀬川原平氏書き下ろしエッセイ『とりあえずビールでいいのか』。
(筑摩書房HPより)
店主の最初の挨拶にもあるけど・・・
よく耳にはするけれど、一度としてその現物を見たことがない。そういうものたちを集めたクラフト・エヴィング商會のカタログ集。
商品番号1番~23番まで。
1.堪忍袋の緒
2.舌鼓
3.左うちわ
4.相槌
5.先輩風
6.口車
7.地獄耳
8.一本槍
9.自分を上げる棚
10.針千本
11.思う壷
12.捕らぬ狸の皮ジャンバ-
13.語り草
14.鬼に金棒
15.助け舟
16.無鉄砲
17.転ばぬ先の杖
18.金字塔
19.目から落ちたうろこ
20.おかんむり
21.一筋縄
22.冥途の土産
23.大風呂敷
どれも、ホント、見てみたい(笑)
カタログなので、ちゃんと絵も載ってますが(^^)
こういう遊び心のある本は楽しいです。
欲しいと思ったのは商品番号20番の「おかんむり」かな?
家で被るのはいいかも!
これを被っているときは、近づかないほうがいいよ~なんて(笑)
最後の「大風呂敷」は、取り扱い注意通り、ササッと終わるのもセンス良いなぁ~と感心!
先に読んだ「アナ・トレントの鞄」にも共通するけど、こういうナンセンスだけど、ちょっと粋な雰囲気好きです!!
★★★★
遠くから見つめていたものが
いまなら手に入るかもしれない。
時空を越えた旅とあたらしい商品カタログ
旅先から届いた品々
ひとりになりたいミツバチのための家
サンドイッチ・フラッグ
七つの夜の香り
週景手帖
<スペ-ド専門店>の広告
軽業師の足あと
月夜のタイトロ-プ
「手乗り象」の絵葉書
やさしいアイロン
道化師たちの鼻
アナ・トレントの鞄
探し求めた全34品 すべて一点かぎり
七つの夜の香り
週景手帖
<スペ-ド専門店>の広告
軽業師の足あと
月夜のタイトロ-プ
「手乗り象」の絵葉書
やさしいアイロン
道化師たちの鼻
アナ・トレントの鞄
探し求めた全34品 すべて一点かぎり
(本の帯文より)
図書館の棚を眺めながら歩いていて、ふと目に留まったこの本!
赤い表紙もなかなかお洒落だし、この題名にも惹かれた!
アナ・トレントの鞄・・・・映画「ミツバチのささやき」で主人公のアナ・トレントが手にしている鞄だそうです。
映画は見たことないけど、見たくなった!!
この物語(?)は、そのアナ・トレントの鞄をどうにかして手に入れクラフト・エヴィング商會のカタログに紛れ込ませたいと思った著者がそれを仕入れる旅に出て、その先々で見つけた鞄の中身にも生り得る数々の商品を紹介するもの。
その商品がどれも素敵!
綺麗な写真とともにその商品の説明文が書かれているのだけど、その説明がなかなかいいのです!
ファンタジックで、おとぎ話の世界のもの?というような物もあり。
実用的というよりは・・・・ちょっと変わったもの?
なくても困らないけど、あったら是非手に取ってみたいもの。
わたしが特にいいな!と思ったものは・・・
携帯用のシガレットム-ビ-・・・テイクアウトの映画。いいな。こんなのあったら欲しい!!
稲妻の先のところ・・・綺麗だから眺めているだけでいい!
七つの夜の香り・・・コルクの栓を抜きゆるやかな夜がたちのぼる様を見たい!
著者のクラフト・エヴィング商會とは、なんぞや?と思ったら・・・
吉田浩美、吉田篤弘の2人による製作ユニットだそうです。
著作の他に、装幀デザインを多数手がけ、2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞を受賞とか。
とてもお洒落で粋な本でした!
こういうの大好き!!
著作リストに書かれた本、ほかの物も是非、読んでみよう!
図書館の棚を眺めながら歩いていて、ふと目に留まったこの本!
赤い表紙もなかなかお洒落だし、この題名にも惹かれた!
アナ・トレントの鞄・・・・映画「ミツバチのささやき」で主人公のアナ・トレントが手にしている鞄だそうです。
映画は見たことないけど、見たくなった!!
この物語(?)は、そのアナ・トレントの鞄をどうにかして手に入れクラフト・エヴィング商會のカタログに紛れ込ませたいと思った著者がそれを仕入れる旅に出て、その先々で見つけた鞄の中身にも生り得る数々の商品を紹介するもの。
その商品がどれも素敵!
綺麗な写真とともにその商品の説明文が書かれているのだけど、その説明がなかなかいいのです!
ファンタジックで、おとぎ話の世界のもの?というような物もあり。
実用的というよりは・・・・ちょっと変わったもの?
なくても困らないけど、あったら是非手に取ってみたいもの。
わたしが特にいいな!と思ったものは・・・
携帯用のシガレットム-ビ-・・・テイクアウトの映画。いいな。こんなのあったら欲しい!!
稲妻の先のところ・・・綺麗だから眺めているだけでいい!
七つの夜の香り・・・コルクの栓を抜きゆるやかな夜がたちのぼる様を見たい!
著者のクラフト・エヴィング商會とは、なんぞや?と思ったら・・・
吉田浩美、吉田篤弘の2人による製作ユニットだそうです。
著作の他に、装幀デザインを多数手がけ、2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞を受賞とか。
とてもお洒落で粋な本でした!
こういうの大好き!!
著作リストに書かれた本、ほかの物も是非、読んでみよう!
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自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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