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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2022年11月


困ったことが起きたら、「なんとかしなくちゃ!」
「これは、梯結子の問題解決及びその調達人生の記録である。」
大阪で代々続く海産物問屋の息子を父に、東京の老舗和菓子屋の娘を母に持つ、梯結子。幼少の頃から「おもろい子やなー。才能あるなー。なんの才能かまだよう分からんけど」と父に言われ、「商売でもいけるけど、商売にとどまらない、えらいおっきいこと、やりそうや」と祖母に期待されていた。その彼女の融通無碍な人生が、いまここに始まる――。

                 (文藝春秋HPより)




梯 結子の幼少期から大学卒業して就職先が決まるまでの話。

幼稚園の時から、考え方が素晴らしい。

近くの公園の砂場が、いつもいない子たちに占領されていて自分は入れない。
こんな状況になったら・・・大抵は諦めるだろうな。
でも、結子は違う。
なぜこんな状況になっているのか?
そして、その状況から、どうすれば前のようになれるか?

それを誰も困らない、むしろ喜ばれることで解決してしまう。
賢いなぁ~と感心。

小学校の時の誕生会でのことも、同じ。
その後の中学、高校、大学と、色々な困りごとを持ち込まれても
鋭い洞察力と考察力で切り抜ける。

将来、こういう人に国のトップに立って欲しい!!
なんて思って読んでいた。

大学では城郭愛好研究会に所属。

そこで行われる毎年、恒例の城攻め。
守りの組と攻めの組に分かれて、いろいろな解釈でバトルする。

ここでの結子の説は先輩たちをも唸らせる。
独特だね~と称賛され カケハシ・ドクトリンの名を貰う。


そう!結子の考え方は、独特で面白い。
幼少期から既に カケハシ・ドクトリン!!

中学時代から知り合う人たちのなかに、将来、結子のよき理解者になりそうな
人たちが登場してきて、今後が益々、楽しみ。


続編、早く読みたい!!

でも他の本を既に刊行されている。
すごいな恩田さん!



                       ★★★★★
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発行年月:2022年8月


君たちそれぞれが、“世界一強い"と思うものを探し出してきてほしい
君たちそれぞれが、“世界一強い"と思うものを探し出してきてほしい
王さまからの突然の指令にはじまった、王子と王女の強いもの探しの旅。
彼らが各国を渡り歩き、辿り着いた「本当の強さ」とは――。
今こそ親子で楽しみたい、平和を考える物語。
【目次】
一. ユートピリッツ王国
二. “輪"の思い出
三. 旅立ち
四. 王さまの考え
五. ペガサス伝説
六. ペガサス像からの声
七. 皇太子アルバートからの手紙
八. エリック(Eric)の探したもの
九. アンジェラ(Angela)の探したもの
十. カトリーヌ(Catherine)の探したもの
十一.フィリップ(Philip)の探したもの
十二.エリオット(Eliot)の探したもの
十三.王さまの堂々巡り
十四.予期せぬ質問
十五.“輪"の贈呈式の始まり
十六.五つの〝輪〟と最後の質問
十七.“クサビ"の役割
十八.王さまの謎解き
十九.「世界一強いもの」の実現
二十.ペガサス像に問う
二一.宮殿のパティオ(中庭)にて

                 (発行/幻冬舎メディアワークス)



この本は、確か、ラジオで紹介されていて「おもしろそう」と
思って図書館にリクエストして入れて貰った。
他に借りたいという予約は入ってないみたいで、少し残念ですが・・・


短いお話だけど、分かりやすく面白かった。
今の不安な世界状況のなかで<平和>について考えさせられる。

どの国のトップもみな、この物語のなかの三人の王子と二人の王女の
気づきを持てば、世界はもっと平和になれるんじゃないかな?と。

読みやすいので、子どもにも沢山、読まれるといいなぁ~。

著者にも興味を覚えたので、少し調べると・・・・

本名は小野訓啓さん。元銀行員で今は退職されて60代半ば。
初めて書いた物語だそうで、出版するまでには、いろいろなご苦労も
あった様子。


次は、どんなお話を書いてくれるか、楽しみです♪



                      ★★★★★



発行年月:2008年1月(単行本/2004年4月)


直木賞受賞の大ベストセラー、ついに文庫化!
伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が……。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!? 直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾!

                      (文春文庫HPより)



伊良部シリーズの第二弾。
ああ、可笑しい。

やっぱり最初の、<空中ブランコ>が最高だな。
実写化されているのがあるみたいだから、見てみたい!!

他は先端恐怖症のヤクザの若頭、伊良部と同じ精神科医で同級生の医師、この医者の
悩みも可笑しかった。
それから暴投がキッカケで投球が怖くなったプロ野球選手、作家。


どの患者にも同じ態度。
で、その患者の仕事を自分もすぐ体験したがる・・・^m^

最初のブランコ乗りのインパクトが強かったから他のが霞んじゃうけど
それでも愉快。

総合病院の勤務医(親が経営者)だからこそ、成立しているんだけど
こういうドクターがいてもいい!
救われている患者が居るんだもんね~。


無表情の看護師・マユミが、書けずに悩んでいる女流作家の過去の作品に
感動し、それを伝えたことで作家が救われるという場面も良かった。


次の3冊目も楽しみ。


                    ★★★★★



発行年月;2023年1月


有名広告代理店を早期退職したキョウコは、古いアパート「れんげ荘」で貯金を切り崩しながら自由な暮らし。近所の花店で元気なチューリップを買ってきたり、お腹周りが心配になってきたので、遠回りして買い物に出かけたり、「れんげ荘」の元住人・コナツさんの結婚のお披露目会に、久々におめかしして出かけたり。ネコやイヌ、鳥や花や隣人とのお茶の時間などに心を癒されながら、キョウコは今日も小さな幸せを見つけています。 幸せは、人それぞれ―― キョウコは自分でも「休みすぎ!」とツッコミを入れながらも、無職のまま、月10万円の生活をのんびり続けています。 ささやかな楽しみを見つけながら。
ロングセラー「れんげ荘物語」シリーズ、第7弾! 
書き下ろし長篇(どの巻からでも、お楽しみいただけます)


                    (角川春樹事務所HPより)


もう7弾かぁ~。
キョウコさんは、何歳になったんだろ?(書いてあったかな?)
でも、最初のクマガイさんくらいの年齢にはなっているかな?

若い時に、バリバリ働いて貯金しておいて、こういう生活が出来たら
理想だよなぁ~と思う。

れんげ荘の存続が心配だったけれど、大家さんは凄く良い人だし、
ちゃんと考えてくれている様子にホッとした。

今回は、大好きな、ぶっちゃん(飼われている猫)に会えず残念。
そんなに気になるなら、訪ねて行って会わせてもらえばいいような気もする。
でも、そこまでしたくないんだろか?


お腹周り・・・確かに・・・・・^m^
ほぼ同年代だから、共感する部分が多くて、楽しい。

ず~っと続いて欲しいシリーズだな~。


                     ★★★★



発行年月:2023年2月


良い子は天国へ行く。悪い子はどこへでも行ける。
行き場のない母子を守る「のばらのいえ」は、大学のボランティア活動で知り合った志道さんと実奈子さんが、「かわいそうな子どもを救いたい」と理想を掲げ同志となって立ち上げ運営する家。そこに暮らす祐希は、束縛され未来のない現実から高校卒業と同時に逃げ出した。十年後のある日、志道さんが突然迎えに来る。しらゆきちゃん、べにばらちゃんと呼ばれ、幼少のころから一心同体だった紘果を置いてきたことをずっと後悔してきた祐希は、二度と帰らないと出てきた「のばらのいえ」に戻る決意をするが――。

                   (幻冬舎HPより)




6歳の時、両親が育児出来ない状況になり、父のいとこの娘・実奈子と

その夫・志道の元で暮らし始める祐希。
夫婦はボランティア目的で母親とその子どもの避難所的な住処を提供。
そして、ある日、祐希と同い年の紘果と11歳の保の兄妹が、子どもだけで来て
実奈子と志道は、新しい家族だと一緒に暮らし始める。


6歳では、保護者が居ないと生活できないから、幼い祐希には、実奈子と志道の
存在は生きていくためには必要だった。
でも、彼らは次第に祐希を都合よく利用していく。
保は精神が安定せず、接し方が難しいが、祐希に対しては逆らわないので
余計、祐希の負担が増えていく。
心の中にある不満もなんとか我慢して生活している祐希に、
担任になった春日先生の存在が救いになる。
祐希の内面に抱えているものを理解し、高校卒業と同時に
自由になる手助けをする。

必要最小限の手助け。
だけど、それが祐希が生きる力になる。

10年後、住んでいたアバートが火事になり、焼け出されたところに
志道が来て、また「のばらのいえ」に戻ることを勧められ、行き場もないので
それに従い、再会した紘果に接しながら、10年間に「のばらのいえ」で
起きたことを知っていくうち、紘果も連れだすことを決心。
紘果もよく頑張った!

最後まで、どうなる?と心配だったけれど
寺地さんの物語ならきっと希望で終わるはず!と信じて読んで良かった。


しかし、志道のような人は厄介だな。
一見、優しく保護してくれている様でも実は子どもたちを縛り付けていた
わけだから。。。

高校の同級生で、志道の兄の息子・英輔の存在も祐希たちにとっては
有難かった。

色々と助けてくれる人の存在があって、良かった。
こんな状況に置かれた子どもが居ることに世の中の大人たちは
気づいてあげないといけないな。



                     ★★★

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